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YouTubeビジネスアカウントの作り方を5分で解説!費用や個人アカウントの違いとは?

自社でもYouTubeを始めたいけど、どこから手をつければいいかわからない…
と悩む広報担当者は意外と多いんです。
YouTubeビジネスアカウントは無料で開設できますが、正しい手順で開設しないと、権限管理や引き継ぎで後からトラブルになるケースも。
本記事では、YouTubeビジネスアカウントの基本から具体的な作り方を解説します。
開設時の注意点・運用を成功させるポイント・費用の目安も含めて順を追って確認してください。
マーケティング担当者・動画運用の初心者に向けた内容になっています。
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YouTubeビジネスアカウントとは?

YouTubeビジネスアカウントとは、企業や法人がビジネス目的で運用するYouTubeチャンネルのことです。
まずはビジネスアカウントの基本的な仕組みと、個人アカウントとの違いから整理していきましょう。
個人アカウントとの違い
YouTubeチャンネルには「個人アカウント」と「ブランドアカウント」の2種類があります。
| 比較項目 | 個人アカウント | ブランドアカウント |
|---|---|---|
| チャンネル数 | 1つのGoogleアカウントにつき1つ | 1つのGoogleアカウントで複数作成可能 |
| 複数人管理 | 不可 1つのアカウントを使いまわすしかない | 可能 個別に権限設定ができる |
| チャンネル名 | Googleアカウント名が そのまま反映される | 企業名やサービス名など 任意に設定可能 |
| 引き継ぎ・譲渡 | 問題が伴う (個人情報と紐付いているため) | 容易 (メインオーナーの変更で対応可能) |
個人アカウントは1つのGoogleアカウントにつき1チャンネルしか作れません。
複数人での管理もできないため、企業運用には不向きです。
一方のブランドアカウントは、複数のメンバーを招待して共同管理が可能です。
管理権限もオーナー・管理者・コミュニケーション管理者の3段階で設定できます。
セキュリティの観点からも、パスワードを複数人で共有しなくて済むブランドアカウントがオススメです。
ブランドアカウントとして開設すべき理由
企業がYouTubeチャンネルを開設する場合は、必ずブランドアカウントとして作成することが推奨されます。
個人アカウントに紐づけると、その担当者が退職した際に管理権限を失うリスクがあるからです。
ブランドアカウントであれば、アカウント停止・削除リスクを複数人で分散して管理できます。
またチャンネル名の変更も、ブランドアカウントならいつでも対応可能です。
長期安定運用を目指す企業にとって、ブランドアカウントの選択は欠かせない前提条件となります。
開設にかかる費用はゼロ
YouTubeビジネスアカウントの開設自体には、一切費用がかかりません。
Googleアカウントの取得とYouTubeチャンネルの開設、どちらも無料で完了します。
ただし動画を制作・投稿していく段階では費用が発生します。
自社制作の場合は機材費や人件費が主なコストとなり、外部委託の場合は撮影費や編集費がかかるからです。
まずは開設だけ済ませておき、運用体制が整ってから本格的な投稿を始めるという進め方も現実的な選択肢です。
企業がYouTubeアカウントを作るメリット

ここでは企業がYouTubeアカウントを活用する代表的なメリットを3点解説します。
幅広い世代にリーチできる
YouTubeの国内月間アクティブユーザーは6,500万人を超えています。
10代から60代以上まで幅広い世代に利用されており、特定年齢層に偏らずアプローチできます。
動画という形式は商品・サービスの特徴や使い方を視覚的に伝えられます。
テキストよりも効果的に情報を伝えられる点が、YouTube活用の大きな強みです。
コンテンツが会社の資産に
YouTubeに投稿した動画は削除しない限り半永久的に公開され続けます。
時間が経っても視聴され続けるため、広告とは異なる継続的な価値を生み出します。
予算を投下している期間だけ露出する広告とは違い、投稿した動画が長期にわたって流入を生み出すからです。
動画コンテンツは作成後も繰り返し活用でき、SNS・メルマガ・自社サイトへの転用も可能です。
広告より低コストでファンを獲得
YouTube広告は即時的な露出を得られますが、予算が尽きれば配信も止まります。
一方、自社チャンネルでの継続投稿は、ファンを獲得し続けることが可能です。
ファン化した視聴者は商品購入・問い合わせ・採用応募などの行動につながりやすい傾向があります。
広告費を使わずに潜在顧客と継続的な関係を築けるのが、自社チャンネル運用の本質的な強みです。
YouTubeビジネスアカウントの作り方

YouTubeビジネスアカウントの開設は数十分以内に完了できます。
企業用Googleアカウントを作成する
まず、企業専用のGoogleアカウントを新規で作成します。
既存の個人Googleアカウントでも開設は可能ですが、法人専用アカウントを用意することがオススメです。
個人アカウントと混在させると、担当者の異動・退職時に管理権限を失うリスクがあるからです。
アカウント名は後から変更できますが、最初から企業名を設定しておくと管理がシンプルです。
YouTubeにログインしチャンネルを開設する
企業用Googleアカウントでログイン後、YouTubeの右上にあるアイコンから「設定」を開きます。
「チャンネルを追加または管理する」を選択し、「新しいチャンネルを作成する」へ進みます。
「ビジネス名などの名前を使用」を必ず選択してください。
選択しないと、担当者の個人アカウントに紐づいたチャンネルが作成されてしまいます。
ブランドアカウント名と基本情報を設定する
チャンネル開設後は、ブランドアカウント名(チャンネル名)を入力します。
企業名やサービス名を入力し、ユーザーが一目で何のチャンネルかわかる名称にすることが重要です。
続けてチャンネルのハンドル(@から始まるURL)を設定します。
チャンネル名は後から変更できますが、ハンドルの変更は既存URLが無効になるため慎重に決めてください。
アイコン・説明文・アートを整える
チャンネルの基本情報を登録したら、「チャンネルをカスタマイズ」からビジュアル設定を行います。
- アイコン
- チャンネルアート(バナー画像)
- チャンネル説明文
- 説明文
チャンネルリンクには自社ウェブサイトやSNSアカウントのURLを設定しておくとよいでしょう。
他のプラットフォームへの誘導も自然な形で実現できます。
チャンネル開設時に失敗しないための注意点

YouTubeビジネスアカウントの開設手順はシンプルですが、見落としやすいポイントがあります。
開設後に発覚する問題の多くは、最初の設定段階での判断ミスが原因です。
個人アカウントに紐づけてはいけない
最も多い失敗のひとつが、担当者の個人Googleアカウントでチャンネルを開設してしまうケースです。
個人アカウントで開設したチャンネルは、その担当者しか管理できない状態になるからです。
担当者が異動・退職した場合、チャンネルへのログイン情報が引き継げずアカウントを失うリスクが生じます。
企業用に独立したGoogleアカウントを作成し、そこからブランドアカウントとして開設することが鉄則です。
ハンドル名は早期に取得
YouTubeチャンネルのハンドル(@〇〇)はチャンネルURLの一部として機能します。
世界中でただ一つのものとなるため、同名・類似名のハンドルは先に取得した者に権利があります。
名刺やウェブサイトにYouTubeチャンネルのURLを掲載する機会も多くなります。
そのため、シンプルで短いハンドルを最初から選ぶことも大切です。
権限管理を最初に設定
ブランドアカウントでは、チャンネルに複数のメンバーを招待して役割に応じた権限を付与できます。
権限には「オーナー」「管理者」「コミュニケーション管理者」の3段階があります。
担当業務に応じて使い分けることで、情報漏洩リスクを最小化できます。
開設直後に適切な権限設定を行っておくと、担当者変更時のトラブルを抑えられます。
権限管理の設定はYouTube Studioの「設定」→「権限」から行うことができます。
担当者の入退社のたびに権限を更新する運用ルールを、開設段階から社内で決めておくとよいでしょう。
運用を成功させるための3つのポイント

YouTubeビジネスアカウントは開設するだけでは成果につながりません。
特に重要な3つのポイントを解説します。
事前にチャンネルコンセプトを決めておく
チャンネルのコンセプトとは「誰に向けて、何を伝えるチャンネルなのか」を一言で定義したものです。
YouTubeのアルゴリズムは、一貫したテーマを持つチャンネルを優遇する傾向にあるからです。
コンセプトが曖昧なまま投稿を続けると、視聴者層が定まらずチャンネル登録にもつながりにくくなります。
「法人向け会計ソフトの使い方を解説するチャンネル」のように、ターゲットと提供価値を明確にして投稿を開始してください。
KPIは再生数だけで判断しない
企業チャンネルにおいてよくある失敗が、再生数やチャンネル登録者数だけで成果を判断するケースです。
再生数が多くても、問い合わせや購買行動につながっていなければ意味がないからです。
定期的に数値を振り返り、改善サイクルを回し続けることが、長期的なチャンネル成長につながります。
YouTubeショートで初期認知を獲得する
YouTubeショートは60秒以内の縦型短尺動画で、登録者が少ない新規チャンネルでも大きなリーチを獲得できます。
通常の長尺動画は初期段階では表示されにくいですが、ショートは新規視聴者へのリーチが得やすい仕組みになっているからです。
チャンネル開設初期にショート動画を積極的に投稿することで、認知を早期に広げる効果が期待できます。
長尺動画で深い情報を提供しつつ、ショートで入口となるコンテンツを量産する二段構えの戦略が有効です。
YouTubeビジネスアカウントに関するよくある質問

開設前に多く寄せられる疑問をまとめました。
費用・移行・運用代行の3点について端的に回答します。
アカウント開設に費用はかかる?
YouTubeビジネスアカウントの開設自体に費用はかかりません。
Googleアカウントの作成もチャンネルの開設も無料で完了します。
費用が発生するのは動画制作や運用に入ってからで、自社制作か外部委託かによって金額は大きく異なります。
個人アカウントから移行できる?
あまり現時点でありません。
新たにブランドアカウントを作成し、既存チャンネルの動画を移行するという対応は可能です。
移行の際はURL変更・視聴回数のリセットなどSEO上の影響が生じるため、早期の切り替えをオススメします。
運用代行の費用の目安はいくら?
サービス内容によって幅があります。
企画・撮影・編集をフルサポートする場合、月額30万〜100万円程度が相場となるケースが多いです。
自社の課題やリソースを事前に整理したうえで、複数の代行会社に見積もりを依頼することを推奨します。
まとめ:まず無料開設して運用を始めよう

YouTubeビジネスアカウントは、ブランドアカウントとして無料でスタートできます。
開設コストはゼロなので、まずチャンネルを作ってコンセプト設計から始めてください。
チャンネルを育てるには時間がかかりますが、早く始めるほど競合に対してアドバンテージを持てます。
もし貴社が「YouTube運用で成果が出ていない」「チャンネル登録者数が伸び悩んでいる」といった課題を抱えているなら、ぜひ一度ご相談ください。
プロのコンサルタントが現状を分析し、貴社に最適な戦略をご提案します。今なら無料診断を実施中です。
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監修者

赤石 勇太郎
株式会社tegy 代表取締役
WebマーケティングおよびSEO戦略のスペシャリスト。YouTubeチャンネル・SNS運用支援、広告運用、映像制作など、デジタルマーケティングサービスをワンストップで提供。
最新のアルゴリズム動向に基づいた、本質的かつ再現性の高い施策により、クライアントのビジネス成長を最大化するためのWeb戦略立案に従事している。
