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YouTubeの切り抜きが儲からない理由4選。収益化廃止の状況は?収益はどのくらい?

副業として人気なYouTubeの切り抜き動画、実際には「儲からない」という声が増えています。
事実、2025年10月のポリシー変更により、収益化停止の報告が相次いでおり、切り抜き動画の収益化は難しくなる一方です。
本記事では、YouTubeの切り抜き動画が儲からない理由から、収益化廃止問題の現状まで詳しく解説します。
上記を踏まえたうえで、切り抜き動画で収益を上げる方法を解説しますので、ぜひご覧ください。
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YouTubeの切り抜きは儲かりにくい

YouTubeの切り抜き動画は、一見参入しやすそうなジャンルに見えます。
しかし、2026年現在は、安心して稼ぐことが難しくなっています。
かつては「切り抜きバブル」と呼ばれる時期もありましたが、YouTubeのポリシー厳格化により状況は一変したからです。
YouTube で収益を得るには、コンテンツがオリジナルかつ「本物」である必要があります。コンテンツには以下のことが求められます。
オリジナルの著作物であること。他者のコンテンツを借用する場合は、大幅に変更して独自性をもたせる必要があります。
以前から明記されていた再利用コンテンツに関する規制が、2024年10月、2025年7月に入って急激に強化されたのです。
出典:YouTubeヘルプ『YouTube のチャンネル収益化ポリシー』
YouTubeの切り抜きが儲からない理由4選

収益化審査に通りにくいから
YouTubeは「再利用されたコンテンツ」に対する収益化を年々厳しく制限しています。
2025 年 7 月 15 日: 「繰り返しの多いコンテンツ」に関するポリシーを若干更新し、繰り返しの多いコンテンツだけでなく大量生産されたコンテンツもこれに該当するということをより明確にします。
切り抜き動画は元となる動画を再利用するため、独自性が低いと判断される可能性が高いのです。
たとえ再生数が数百万回あっても、収益化が認められないケースが増えています。
単に切り取っただけの動画では、YouTubeのパートナープログラムの条件を満たすことは難しいのです。
出典:YouTubeヘルプ『YouTube のチャンネル収益化ポリシー』
ショート動画の単価が低いから
現在、切り抜き動画の再生数は主に「YouTubeショート」によって稼ぎ出されています。
しかし、ショート動画の収益性は通常の動画に比べて極めて低いのが現実です。
- ショート:1再生あたり0.01円以下
- 通常動画:1再生あたり0.2円から0.5円程度
ショート動画は通常動画の10分の1以下です。
再生数は多く稼げても、収益額は少ないということが起きるのです。
レッドオーシャンのジャンルだから
人気YouTuberやVTuberの切り抜きは、競合が非常に多い市場です。
人気配信者となると、同じシーンを数十から数百のチャンネルが切り抜いているような状況です。
視聴者の獲得競争は激化しており、編集スキルと投稿スピードの両方が求められます。
配信日から2日以内に投稿しなければ、他の切り抜きチャンネルに視聴者を奪われてしまうほどです。
いつ収益化が停止されるかわからないから
元配信者から許可を得ていても、突然収益化が停止される事例が増加しています。
2024年10月には多くの切り抜きチャンネルが一斉に収益化停止の通知を受けました。
2025年7月には、さらに条件が厳しくなりました。
YouTubeからは「他者のコンテンツのプロモーションは付加価値とはみなされない」との見解が示されています。
安定した収益を見込めないため、副業としてのリスクが高いと言えます。
YouTubeの切り抜き動画で見込まれる収益は?

再生回数別の手取り額
ここでは、切り抜き動画における再生回数別の収益を解説します。
| 項目 | 通常動画 (ロング) | ショート動画 |
|---|---|---|
| 広告単価 (1再生) | 約0.1円 〜 0.7円 | 約0.003円 〜 0.01円 |
| 10万回再生 | 10,000円 〜 70,000円 | 300円 〜 1,000円 |
| 投稿者の手取り額目安 (分配率50%と仮定) | 5,000円 〜 35,000円 | 150円 〜 500円 |
通常動画
通常の切り抜き動画では、1再生あたり0.1円から0.7円程度の収益が見込めます。
10万回再生された場合、1万円から7万円の広告収益が発生する計算です。
ジャンルによっても単価は変動し、ビジネス系は高め、エンタメ系は低めです。
ショート動画
YouTubeショート動画の収益性は、通常動画と比較して大幅に低くなります。
1再生あたり0.01円以下になることも珍しくありません。
10万回再生されても1,000円程度の収益にしかならない場合があります。
ショート動画は拡散力が高く再生数を稼ぎやすい一方で、収益効率は極めて悪いのです。
ショート動画はあくまで、新規視聴者獲得のためのツールと割り切りましょう。
YouTubeの切り抜き動画を作るポイント3選

質の悪い動画を大量につくらない
量産型の切り抜き動画は、YouTubeから「繰り返しの多いコンテンツ」として認識されるリスクがあります。
同じシーンを複数のチャンネルが切り抜くと、AI判定で独自性が低いと判断されるからです。
質の低い動画を大量に投稿するよりも、付加価値の高い動画を少数投稿する方が効果的です。
視聴者維持率を高める編集技術を磨くことで、差別化を図りましょう。
視聴者に求められているシーンを厳選する
元配信の中でも、視聴者が特に求めている部分を的確に抽出する能力が必要です。
バズったシーンだけを追いかけるのではなく、まだ切り抜かれていないシーンを見つけ出します。
視聴者のニーズを分析し、求められる内容を常に考える姿勢が大切です。
YouTube Analyticsで視聴者維持率を分析し、改善点を見つけることも効果的です。
配信日から2日以内に投稿する
切り抜き動画は、スピードが勝負を左右する要素の1つです。
配信直後の視聴者の関心が高いタイミングで投稿することで、再生数を伸ばしやすくなります。
配信日から時間が経つほど、競合チャンネルの動画が増えていきます。
早期投稿により、検索結果やおすすめ欄での露出機会を増やせます。
ただし、スピード重視で質を犠牲にしてはいけません。
効率的な編集フローを確立し、品質とスピードの両立を目指しましょう。
YouTubeの切り抜きチャンネルを始める注意点3つ

必ず元配信者から許可を取る
切り抜き動画を投稿する前に、元配信者から明確な許可を得ることは絶対条件です。
たとえ収益化できても、元のチャンネルから通報されて停止される可能性があるからです。
YouTubeのポリシー上も問題となり、審査で落とされる可能性が高まります。
VTuber事務所やYouTuberによっては、公式サイトやSNSで切り抜きガイドラインを公表しています。
収益分配の割合や投稿ルールを事前に確認し、証拠として保存しておくことが重要です。
YouTubeガイドラインを守る
YouTubeの収益化ポリシーを守ることが、長期的な運営の鍵となります。
「他者が制作したコンテンツをアップロードする行為」は、基本的に禁止されています。
所有者から書面により許可を得ていても、プロモーションとみなされると収益化が認められません。
YouTubeのポリシーページを定期的にチェックし、変更点を把握する習慣をつけましょう。
ルールを守ることが、チャンネルの長期的な成長につながります。
カットだけではなく独自の編集を加える
単なるカット編集だけでは、YouTubeから付加価値がないと判断され、ペナルティを受けるリスクがあります。
オリジナルの解説や字幕、独自の視点を加えることで、独自性を高める必要があります。
テロップのデザインやレイアウトにこだわり、他の切り抜きチャンネルとの差別化を図りましょう。
編集を凝るほど、再利用コンテンツとはみなされにくくなります。
YouTube切り抜きの収益化廃止問題について

許可を得ていても収益化が停止される
2024年7月、VTuberグループ「hololive English」の切り抜き動画を投稿していた、がるぜん氏が収益化停止の通知を受けました。
カバー株式会社のガイドラインを守り、翻訳や独自の編集をしていたにもかかわらずです。
YouTubeからは「他者のコンテンツのプロモーションは付加価値とはみなされない」との回答がありました。
よって、今後いつ収益化が危うくなるか怪しいジャンルが切り抜き動画なのです。
具体的な問題箇所がわからない
収益化が停止された際、YouTubeからの通知に具体的な改善点が書いていないケースは多いです。
「チャンネルの大部分がYouTubeパートナープログラムのポリシーに準拠していない」
という抽象的な説明だけです。
どの動画が問題なのか、修正すべき部分が明示されないため、対処が困難になります。
具体的な基準が不透明なまま、運営者は手探りで対応せざるを得ない状況です。
いつ行われるかわからない恐怖
収益化停止は予告なく突然実施されます。
2024年7月には、多くのチャンネルが一斉に収益化停止の通知を受けました。
今まで問題なく収益化されていたチャンネルも、ある日突然停止されてしまうのです。
収益化条件をクリアし、長期間運営してきたチャンネルでも安心できません。
YouTubeのポリシー自体は2020年から存在していましたが、2024年に入ってからAI判定の精度が向上したと考えられます。
まとめ:YouTubeの切り抜き動画はリスクあり

YouTubeの切り抜き動画は、収益化審査の厳格化や競合の多さなどの理由から儲かりにくくなっています。
元配信者から許可を得ていても、突然収益化が停止されるリスクがある点も大きな問題です。
2024年7月以降、収益化廃止の報告が相次いでおり、切り抜き動画のビジネスモデルは不安定な状況にあります。
切り抜き動画を始める際は、必ず元配信者から許可を取得し、YouTubeガイドラインを遵守しましょう。
YouTubeチャンネルで利益を出す方法は…

切り抜き動画のリスクが高まる中、YouTubeチャンネルで安定した利益を出すには別のアプローチが必要です。
オリジナルコンテンツの作成に注力することで、収益化停止のリスクを大幅に減らせます。
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監修者

赤石 勇太郎
株式会社tegy 代表取締役
WebマーケティングおよびSEO戦略のスペシャリスト。YouTubeチャンネル・SNS運用支援、広告運用、映像制作など、デジタルマーケティングサービスをワンストップで提供。
最新のアルゴリズム動向に基づいた、本質的かつ再現性の高い施策により、クライアントのビジネス成長を最大化するためのWeb戦略立案に従事している。
