#YouTube
YouTubeチャンネル運用のコンサルについて、どのようなイメージを持たれているでしょうか?
一言でいえば、YouTubeに精通したプロのコーチをつけてチャンネルの継続的な成長をサポートすることになります。
企業YouTubeアカウントの「動画の企画立案~動画制作~チャンネル運用」をコンサル会社に依頼することで、企業の売り上げを拡大したり、認知度を広げたりすることができます。
チャンネル運用コンサルを細かく分けると、種類は下記3つです。
YouTubeチャンネル運用コンサルの形態3つ
YouTubeコンサルという言葉だけでは、なかなかその実態をイメージすることが難しいと思います。そこで今回の記事では、どんなサービスで、どんな企業が依頼すると良いか?費用相場も含めて紹介します。
認知拡大や売上向上を目的としてYouTubeを運用する企業が増えています。それは、YouTubeの強力な集客力を期待しているためでしょう。
事実、以下のデータからも、企業がYouTubeチャンネルの運用代行を依頼する1番大きな理由が「効率的な収益の向上」です。
商品購入検討前に約4割の人が動画を閲覧するともいわれています。
また、以下のようなニュース内容からも、YouTubeの影響力が分かります。
「YouTubeは動画広告収入だけでNetflixの総売上高に匹敵し、Googleの成長を支えている」
(参照:ITmediaマーケティング)
ただし、ユーザーが多く専門知識が必要なYouTube運営は自力解決が難しい場面が多々あります。
そんなとき、「YouTube運用を専門業者に依頼したい」「コンサルタントの意見を聞きたい」と考える方も多いでしょう。
まずは、YouTubeコンサルによってどのような効果があるのか?といった点について、重要なポイントを抑えて端的に解説していきます。
まず、YouTubeコンサルティングには対応範囲によって様々な型が存在します。
今回は3種類の型について解説しますので、概要だけでも知っていただけますと幸いです。
YouTube運用の全てを行うのがチャンネル全体コンサルの特徴です。
チャンネル運営の基本的な流れとして、
の4ステップですが一気通貫で行うためノンストップでリソースが必要なく運用が出来ます。
コンサル費用は、そのため30~100万円(月額)ほど必要になり3つの中では最高値です。具体的な価格は動画本数によって変わります。
契約期間としては半年~1年での契約になることが一般的です。
費用感としては、YouTubeの専属の担当者を1人雇用する場合と同等の金額。
もし、検討している担当者に経験やノウハウがないのであればこちらをおススメします。
全てのステップに対してコンサルティングを行うのがアドバイザー型コンサルの特徴です。
費用は10~30万円と少し安価になります。
契約期間も、全体コンサル同様、半年~1年での契約になることが一般的です。
半年間だけ依頼しノウハウを得て、そのあとは自分で運営するという方法もおススメです。未経験者が独学で成果を出すには難しいため、このようにすると最終的なコストを抑えることができます。
動画編集や、部分的な作業のみ行うのが動画制作代行コンサルです。
費用は、動画のクオリティや尺によって変動します。
具体的には、完成時の尺が10分前後の動画で5万円〜が一般的で、尺が増えるにつれて費用も高くなっていきます。
サムネイルで1万円〜、動画内の図版制作で1万円〜ほどが一般的です。契約期間は、単発での依頼になるのでありません。
企画立案、動画やサムネイル制作、運用、分析改善までの全体を丸ごと行います。
YouTubeに関することを全て任せれるのでリソースがかからず、進捗管理などの経過の把握のみなので最も楽なパターンです。
YouTubeの専門業者が、全て運用するため成果に直結しやすいのが最大の特徴です。
おまけにノウハウも得れるのがメリット。その分、コストがかかりますが、初めて運用する企業にはすすめのコンサルティングです。
■メリット
■デメリット
■向いている企業
YouTube運営に対してアドバイスのみを行うのが最大の特徴です。いわゆるコンサルの典型的なイメージになります。
YouTubeチャンネルの運用は、ブログなどのテキスト記事作成より広範囲で複数の作業が伴います。
上記のような作業は専門的な知識と能力が必要なので、適切な戦略を社内で完結するのは難しいでしょう。
そのため、専門業者のアドバイスが受けられるコンサルは大きな利点です。ただし作業は自社で行うため、リソースを用意する必要はあります。
■メリット
■デメリット
■向いている企業
動画編集のみを依頼するのが特徴です。
「映像のカット、BGM、テロップを付けたい」といった、部分的にアウトソーシングが可能です。プロの編集方法を学べるという点ではコンサル要素もあります。
■メリット
■デメリット
■向いている企業
では次に、上記のようなコンサルを具体的に依頼できる会社はどのような企業があるのか?についてまとめていきます。
株式会社tegyは、Webマーケティングを駆使して培った実績とともに、「売上に直結する問題解決」と「根本問題を解決する分析力」を強みとしてYouTubeマーケティング事業を行っています。
これらを実現するために、下記のような経験豊富なメンバーが、YouTubeチャンネル構築のサポートを行っています。
企画コンセプトやYouTubeSEOなど、動画自体に留まらない部分までコンサルを検討している場合にオススメの運用代行会社です。
市場・競合分析を通じた企画案立案や品質高い動画制作だけではなく、YouTubeチャンネルを集客媒体の1つと捉え、お客様のビジネスに繋げる導線設計など、視座の高い施策立案が可能です。
これらのコンサルティングは、自社で運営しているYouTubeチャンネルにより培われたノウハウをベースとしています。常に、社内に最新かつ精査されたYouTubeノウハウを蓄積しており、コンサルティングに活かすことが可能です。
社員全員が、自社YouTubeチャンネル運営を行う独自の社内YouTubeナレッジ共有体制を構築しているため、担当者の品質が安定していることも特徴です。
自社チャンネルでは、1動画の最高視聴回数約206万回、チャンネル立ち上げから収益化まで3週間など早期での黒字化を実現しています。
上記は株式会社tegyにてYouTubeコンサルティングを実施した一例ですが、サポート開始後1カ月半~3カ月で視聴時間、登録者数を大幅に向上させています。
YouTubeコンサルティング・運用サービスの費用については以下の通りです。
サービスの詳細についてはこちらをご確認下さい。
for,Freelance.inc(Key MOVIE)では、企画から編集までワンストップでYouTube動画コンテンツを制作・運用しています。企業の強みとしては以下のような項目が挙げられます。
とりあえず1本からの作成といった要望にも相談ができるようで、状況に応じたフレキシブルな対応が期待できそうです。
サービスの詳細についてはこちらをご確認下さい。
株式会社キャストダイスは、「企業が運営するチャンネル」を打ち出して、チャンネル規模まで拡大させるコンサルティングサービスを実施しています。2017年にYouTube事業をスタートしています。
「企業×教育コンテンツ」というジャンルに強みを持ち、登録者を多く有するチャンネルを築くサポートをクライアントに提供しています。
以下のようなサービスにより、企画から動画編集まで一気通貫でアドバイスを実施しています。
コンサルティングはチャットやメール等の文章形式でやりとりするか、ミーティング内でアドバイスを行っています。
BEASTAR株式会社では、企画、脚本制作、撮影&編集、サムネ作成、動画投稿、広告運用、効果検証までワンストップで全て行っています。
会社のサービスをユーザーが動画で認知するために必要なことは全て実施することに強みを置いています。社内に演者がいない場合はMCのキャスティングも可能のようです。
ワンストップを謳って企画提案からレポート効果検証まで一貫してコンサルを実施しています。
株式会社Lumiiでは、企業YouTubeチャンネルのコンサル経験を持つYouTubeコンサルタントが戦略立案から動画制作、改善まで一気通貫で支援しています。
また、独自の調査ツールにより、競合チャンネルの情報を細部まで分析することが可能であるようです。
コンサルティングの内容に関しては、下記のフェイズによるサポートを受けられるようです。
ターゲット決定
→チャンネルテーマ選定
→目標設定・計画立案
→動画テーマ決定
→企画作成
→撮影
→編集
→ナレーション収録
→サムネイル作成
→タイトル/説明欄最適化
→分析
企業名からも明らかですが、海外からの新規顧客に強みを持っています。
株式会社グローバルマーケットの「YouTube企業公式チャンネルコンサルティング」サービスでは、長年の経験とノウハウより、以下のサービスを提供しています。
コンサルティングの内容として、下記のサポートを継続的に受けられるようです。
コンサル費用については資料請求により開示可能のようです。状況により見積もり変動すると思われますので、必要な方はお問い合わせください。
株式会社フロンティアチャンネルでは、YouTubeチャンネルの企画、撮影、編集代行、アカウント管理、コンサルティングなど、全てにおいて一括依頼できるようです。
動画制作においては、YouTubeのみというわけではなく、複数の動画を定期的に制作したいような場合でも対応可能のようです。
動画を使用したビジネスを全般的に取り扱っているようです。
株式会社フロンティアチャンネルで撮影を行う場合、下記の流れでコンサルティングが実施されるのが一般例のようです。
株式会社火燵は、動画撮影や編集のレクチャーとマーケティングによる成果を合わせて提供できる点にサービスの強みとして置いています。
Adobe主催セミナーの講師経験や、YouTube分析ツールの開発なども行っています。
以下の流れで契約まで実施されます。
また、対応可能なサービスは以下の内容のようです。
株式会社MEGWIN TVは、メイン事業としてライブ配信サービスを実施する中で、YouTube動画編集の代行・編集コンサルティングも実施しています。
登録者100万人を超えるチャンネルを運営したノウハウをもとにコンサルティングを行っています。
編集依頼する動画の目安として以下の項目が挙げられています。
株式会社キャストダイスでは、科学番組や自然番組、ドラマ仕立てのバラエティーなどのTV番組制作によるノウハウを活かした映像作成を行っています。ディレクターを多数保有し、一貫したコンサルティングを強みとしています。
専任スタッフが撮影、編集、仕上げ、納品まで一貫してコンサルサポートを実施しているようです。
状況や実施する企画により見積もり変動すると思われますので、必要な方はお問い合わせください。
株式会社グラッドキューブでは、A/Bテストの豊富な知見をもとに、動画に関する成果を最大化するコンサルティングを実施しているようです。また、広告運用からHPの制作・解析・改善に至るまで、一気通貫のコンサルティング支援を行っています。
対応可能なサービスとしては以下になるようです。
YouTube運用代行やコンサルティングに関する見積もりについては、お問い合わせ都度によるようです。状況や実施する企画により見積もり変動すると思われますので、必要な方はお問い合わせください。
以上、YouTubeコンサルについて3つに分けて紹介しました。
固執せず状況に合わせて柔軟に切り替えるのもおススメです。
例えば立ち上げの初期は「全体管理型」から始め、運用がある程度理解出来たら「アドバイザー型」に切り替えるなど。
また、知見が集まったタイミングで「動画制作」のみ委託し、コストを抑え知見を貯めていくような運用も検討できます。
ただ、最も避けなければいけないのは、始める前の設計をミスしてしまうことです。スタートから目指す方向を間違えてしまっては、いつまで経ってもどれだけ急いでもゴールには辿り着けませんよね。
弊社で運営するYouTubeチャンネルを実際に運用する中でも、始めの一歩を間違えないことこそが非常に重要でありました。その時に、一度立ち止まってはじめの設計から見直したことは非常に良い結果に結びついたと思います。
そのため、正しい道を辿っていけるようにYouTubeコンサルの活用をして、最大効果を望めるYouTube活用を実施してみてください。
株式会社tegy の代表取締役。
世界を熱狂させる会社を創るため、日々奮闘している。
モットーは「挑戦を楽しむ!」
趣味は山登り、キャンプ、音楽フェス。