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YouTube動画が伸びるタイミングと前兆(クリック率・視聴維持率・視聴時間)の法則。なぜ伸びないのか丸わかり!
YouTubeで動画投稿を頑張っているのになかなか再生回数が上がらないことってありますよね?
投稿した動画がいつになっても伸びない、もう辞めてしまおうかなと思ったことがある方も多いと思います。
しかし再生回数が伸びるためのタイミングやパターンというのはいくつかあります。このページを見るとどのくらいのタイミングで再生回数が伸びるのか、そのタイミングや具体的な条件がわかります。
YouTube公式から再生回数が伸びる重要な指標が明示されているので、それらを元にあなたのチャンネルがどうすれば伸びるのか、全く動画が伸びない期間を経て登録者数数万のチャンネルを複数運営する筆者が解説していきます!
そもそも急にYouTubeが伸びるタイミングはあるのか?
これは断言できますが、間違いなくあります。
実際に筆者の投稿した動画も、投稿してすぐは10回や20回の再生に留まりほとんど再生されないこともありました。
しかし、動画を投稿してから一定の期間経ってから急激に伸びていき再生数がグングン伸びるということはあります。しかもSNSやその他の方法で告知したわけではなくYouTubeのおすすめ表示などからどんどん再生されるのです。
これにはYouTubeのアルゴリズムや内部のシステムが大きく関わっており、YouTubeの仕様を正しく理解していれば最初再生数が伸びなくても時間が経ってから伸びる動画というのはある程度予測することが可能です。
一概には言えないのですが2週間から1ヶ月くらいで伸びることが多いです。
しかしながらその期間を過ぎたらもうチャンスがないかと言われるとそうではありません。長いものだと2~3ヶ月位伸びなくても急激に伸びることはありますし動画によって変わってきますのでなかなか伸びないからと言って諦めてしまうのはもったいないです!
YouTubeで投稿直後のタイミングで伸びる動画を作ることはほぼ不可能
このページを見ている方はYouTubeの動画を上げてもなかなか再生数が伸びなくて困っているというかたがほとんどだと思います。伸びる動画を作りたいですよね?
登録者数が多いチャンネルは、動画を投稿すれば登録者が一斉に動画を見るため一気に伸びますが、そうではないチャンネルで急激に伸びる動画というのは作ることが難しく、ほぼ不可能なため焦る必要はありません。
投稿した直後に伸びるというのは、以下のような特徴があります。
- 魅力的なサムネイル
- キーワードの選定
- 時流や流行りなどタイミング
他にもさまざまな要素がありますが、最低限上記の3つはクリアしなければなりません。
中でも時流やタイミングがよければバズる可能性もありますが、トレンドや時代を先読みして話題になる出来事をいち早く動画にするなんてことは不可能ですよね?
しかし、投稿してしばらく経ってから伸び始める動画というのは狙って作ることは可能なのです。
もちろん闇雲に動画を投稿すればその内どれかが当たるという博打のようなものではなく、正しくYouTubeのロジックやアルゴリズムといった内部のシステムを理解して当たりやすい動画を作っていくということが大切です。
次の章では後から伸びるYouTube動画の前兆を3つ紹介していきますのでぜひご覧ください。
後から伸びるYouTubeの動画の前兆3つ
ここまで、以下のことをお伝えしました。
- 2週間~1ヶ月後に急に動画が伸びることはよくある
- 後から伸びるYouTubeの動画は狙って作ることが可能
- 投稿した動画には伸びる前兆がある
この章では実際に後から伸びる動画にはどのような前兆があるのか大きく3つに分けて解説していきます。
後から伸びる前兆は以下の3つです。
- クリック率が高い
- 視聴維持率が高い、視聴時間が長い
- 継続して視聴されている
クリック率が高い
一つ目の前兆はクリック率が高いということです。
クリック率が高い動画はある日を境に急激に伸びる可能性が最も高いです。
その理由を詳しく説明していますのでぜひご覧ください。
なぜクリック率が評価されるのか
YouTubeの内部システムでクリック率は動画を評価する際に最も重要視されている指標だと言っても過言ではありません。
なぜならYouTubeの目的は動画コンテンツを提供し、視聴者をYouTubeの前に釘付けにしていかに長時間利用してもらい広告をたくさん見てもらえるかだからです。
視聴者に広告をたくさん見て貰えばそれだけ広告主の企業からYouTubeにお金が支払われYouTubeは儲かるのだから当たり前ですよね?
そのため視聴者の興味を惹く力が強い、つまりクリック率が高い動画というのはそれだけ視聴者をYouTube上に留めておけますのでYouTubeは高く評価してくれるのです。
クリック率が低い動画ばかりをYouTubeがおすすめに表示していたら動画が見られることなくアプリが閉じられてしまいますからね。このようなロジックでYouTubeはクリック率を評価しているのです。
次の章ではどのくらいのクリック率があれば伸びやすいのか解説していきます。
伸びるクリック率って何%?最低限のクリック率は〇%
伸びる動画はクリック率が重要だということはご理解頂けたかと思います。
後から伸びる動画というのは10%以上のクリック率を維持していることが多いです。
逆に最低限のクリック率は5%あるといいでしょう。
重要なのは、10%のクリック率を「維持」できているかどうかという点です。
動画を投稿してすぐは自身のチャンネル登録者や一度動画を視聴したことがあるいわばファンの層に動画が届くため、自然とクリック率が高くなりやすいです。
しかし再生回数を伸ばしていこうと思うなら、まだ動画を見たことがない層に動画が表示されても高いクリック率を維持している必要があるのです。
ファン層以外にも動画が表示されてもクリック率が高い場合はいい動画としてYouTubeに評価されて伸びる可能性が非常に高いです。
視聴維持率が高い、視聴時間が長い
YouTubeで急激に伸びる可能性のある動画の前兆の2つ目は視聴維持率、視聴時間です。
これから、以下について解説していきます。
- なぜ視聴維持率、視聴時間が重要視されるのか
- 動画の長さはどのくらいがベストなのか
なぜ視聴維持率、視聴時間が重要視されるのか?
先ほどYouTubeの目的は動画を長く見てもらうことだと説明しました。
視聴維持率の高さや視聴時間が長いと動画が評価されるというのは同じ理由です。
クリックされた動画が長く見られれば見られるほどYouTubeに滞在してくれる時間は増えますよね?そのため動画の視聴時間や視聴維持率が伸びる動画をYouTubeは高く評価し、視聴者におすすめ表示してくるのです。
YouTubeにとっても一度再生されて2分間しか見られない動画をおすすめするよりは10分間視聴してくれる動画をおすすめする方がYouTube上に長く留まってくれることになりますからね。総視聴時間が長くなるような動画を投稿するようにしましょう。
次の章ではどのくらいの長さの動画がいいのかについて解説していきます。
動画の長さはどのくらいがベストなのか
YouTube公式が「あなたの動画の最適な長さは?」という動画を公開しています。
YouTubeの公式が公開しているのでこの動画を見れば間違いありません。(英語)
この動画の要点をまとめると
- YouTubeの検索システムは視聴者の興味に合わせて動画を表示し、動画の視聴後の満足度がより高い動画を表示する
- 視聴時間が長い動画=満足度が高い動画であるためYouTubeのアルゴリズムで有利になる
- 動画のランク付けにはさまざまな数百に及ぶ様々な指標を用いている(詳しくは非公開)
- 動画を無駄に長くすることはNG
- 適切な動画の長さはコンテンツによる
- 視聴者の満足度が高ければ他の視聴者にも必ずおすすめする
と言ってます。
つまり適切な動画の長さというのは一概に言えるものではなく、その動画によりベストな動画の長さがあるということです。
どういう事なのか詳しく説明していきます。
先ほど紹介したYouTubeの公式では視聴時間の高い動画は満足度の高い動画であるためYouTubeのアルゴリズムで有利に働くということを紹介しました。
つまり動画が長ければ長いほど視聴時間が長くなり、おすすめに表示されやすいということを公式が明言しているのです。
しかしながらYouTubeのおすすめ表示の基準には数百に及ぶ様々な指標を用いるとも明言しておりその中の一つが視聴維持率なのです。
視聴維持率とは一本の動画を離脱せずにどれだけ見られたかという数値です。
視聴維持率が悪いと、YouTubeの評価に大きな影響を及ぼします。
そのため、ただ長い動画を作ろうと思って動画のテーマから逸れた話を入れたり尺を伸ばして動画を無駄に長くすることは絶対NGと言われているのです。
つまりベストな動画の長さとは、動画を撮るに当たって必要な情報が過不足なく提供されているということです。
動画時間が絶対に10分を超えないとダメなど明確な基準はありません。
伝えたいことを伝えるのに15分かかるなら15分の動画を作る必要がありますし、伝えるべきことを伝えるのに1時間かかるのなら1時間になってもいいのです。
逆に言うと1分で伝えられるような動画を無理に10分に引き延ばしているようではYouTubeでは高く評価されないと言うことですね。
視聴維持率の目安として
- 10分程度の動画なら視聴維持率が40%以上
- 8分程度の動画なら視聴維持率が50%以上
- 4分程度の動画なら視聴維持率が65%以上
が目安と言えるでしょう。
視聴維持率がこれと比較してどうか、自社のチャンネルと比較してみてください。
視聴維持率を下げる要因として以下も考えられるのでぜひチェックしてみてください。
視聴維持率を下げる要因は以下の通りです。
- 釣りサムネをつけている
- BGMやSEなど音量が適切でない
- テロップや字幕がついていない
- タイトルで動画のオチが想像ついてしまう
視聴維持率を下げる要因
ここからは、視聴率が下がる要因について解説いたします。
釣りサムネをつけている
釣りサムネの代表的なものは、報告がありますというサムネをつけて大した報告をするものや露出の多い女性をサムネに設定しておいて本編ではそれほど過激な内容ではないというものです。
こういったサムネは動画を見る前の視聴者のハードルを過度に上げて動画の視聴を促すため、
本編を見始めてすぐに期待外れで動画から離脱される場合が多いです。
そうなるとYouTubeは評価を下げるため、クリック率が高くて最初は伸びたとしても後からおすすめに表示することはありません。
BGMやSEなど音量が適切でない
YouTubeにおいて音量は非常に重要です。
BGMが大きすぎて、声が聞こえないと動画の内容が伝わらないためすぐに離脱してしまいます。
イヤホンをして動画を見るのと、スマホのスピーカーから動画を見るのとでは全く変わってきます。
動画を出す前に両方でチェックして見る必要があります。
テロップや字幕がついていない
先ほど動画の内容が伝わらないと離脱につながるという説明をしました。
こちらも同じ理由です。最近では移動中や家事の合間にYouTubeを視聴するというユーザーも増えているため、大きな音がする環境でYouTubeを視聴しているかもしれません。
そのような方向けにテロップをつけた方が内容が伝わりやすいため、結果的に視聴維持率が下がりにくいです。
タイトルでオチの想像がついてしまう
こちらは初心者がよくやってしまう間違いなのですが、タイトルやサムネで展開を全て紹介しないようにしましょう。
出だしの部分で全て説明してしまったら視聴者が動画を最後までみる意味がなくなってしまい途中で動画の再生をやめてしまいます。
継続して視聴されている
YouTubeの動画が急に伸びる前兆の3つ目は継続して視聴されているということです。
継続して視聴されているというのはどういうことなのか以下で説明していきます。
継続して視聴されているとは?
継続して視聴されているとは文字通り動画を出してから毎日10回や20回でも再生されているかどうかということです。
急に伸びる可能性のある動画も0から急に伸びるわけではありません。
継続的に再生されることによりYouTube上にデータが蓄積され、その結果良い動画だと判断して貰えば段階を踏んで10回→100回→1000回と視聴数が増えていくのです。
データが蓄積されないとYouTubeもその動画が良い動画なのかどうか判断することができないため全く視聴されない動画が急に伸びることはありません。
じゃあ継続して視聴される動画がないなら全くYouTubeを伸ばすことは不可能なのか?と思われる方もいるかもしれませんがそんなことは全くありません。
継続して視聴される動画がない場合は狙って作れば良いのです。
その方法を次で説明していきます。
どうやって継続して視聴される動画を作るの?
チャンネル登録者が多いチャンネルであれば、動画を投稿した瞬間に再生数がある程度、稼ぐことができてYoutube上にデータが蓄積されやすいため継続して視聴されやすいです。
しかしながら登録者数が少ないチャンネルではなかなかデータが溜まらず全く動画が再生されないという事態に陥りやすいです。
そんな状態を回避するためには、キーワードをきちんと選定しましょう。
登録者数が少なく再生数がない状態の時に動画は全くおすすめに表示されません。そんな時に新しい視聴者は検索結果か関連動画から流入してきます。
検索結果や関連動画に表示されるかどうかというのは需要のあるキーワードがタイトルに含まれているかどうかで決まります。
全く需要のない動画をアップしても誰にも気づかれないためキーワードのボリュームを検索して、YouTube上に需要のあるトピックの動画をアップするようにしましょう。
キーワードはどうやって選ぶの?
YouTubeでキーワードを選ぶ最も簡単な方法はオートコンプリート機能を利用することです。
YouTubeの検索窓に「大食い」と打ち込みスペースを入力すると検索ワードの候補が表示される機能のことです。
ここに表示されるキーワードは特定のワードと一緒に検索するユーザーが多いものなので簡単に需要のあるキーワードを検索することができます。
継続して視聴される動画作りの参考にしましょう。
こういったキーワードの選定はYouTube SEOと呼ばれ、より効率良く動画を伸ばすには必須の知識です。
他の記事で詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。
まとめ
今回の記事ではYouTubeの動画が伸びる前兆とタイミングを3つご紹介してきました。
これらの3つに共通して言えることは、動画を求める視聴者に適切な動画を適切な長さで紹介できるかということになります。
つまりどれだけ視聴者のことを考え、どれだけ視聴者の満足度を高めることができるかということを考えるのが動画を伸ばす上でのヒントになるということですね。
とはいえ、少しだけ触れたYouTube SEOなど効率良くYouTubeのチャンネルを伸ばす方法が存在することも事実です。
何から手をつければ良いかわからないという方はぜひ弊社にご相談ください。
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YouTubeの伸ばし方について、こちらの記事も参考になりますのでよろしければご覧ください。
「【再生回数も登録者も不要!】Youtubeの伸ばし方はただ一つ」(Stock Sun様)
この記事を書いた人
赤石勇太郎:株式会社tegy の代表取締役。
世界を熱狂させる会社を創るため、日々奮闘している。
モットーは「挑戦を楽しむ!」
趣味は山登り、キャンプ、音楽フェス。