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YouTubeショッピング機能とは?解禁条件とBASEとの連携を徹底解説

YouTubeショッピングとは「YouTube内で商品を宣伝することができる機能」です。
しかし、ショッピング機能の使い方やメリットがイマイチわからない方も多いのではないでしょうか?
YouTubeのショッピング機能を活用すれば、動画コンテンツと商品販売を同時に展開できるため、新たな収益源を確保できます。
実際、動画配信プラットフォームを通じた商品販売は急成長しており、2024年には国内のライブコマース市場が前年比150%以上の成長を記録しています。
本記事では、YouTubeのショッピング機能の仕組みから利用条件まで、実践的な情報を網羅的に解説します。
動画と商品販売を組み合わせた新しいビジネスを構築したい方は、ぜひ最後までお読みください。
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YouTubeのショッピング機能とは?

YouTubeのショッピング機能とは、動画プラットフォーム上で商品を紹介し、視聴者に直接販売できる仕組みです。
商品タグや商品棚などの表示方法が用意されており、視聴体験を損なわずに販売活動ができます。
動画で商品を宣伝できる
YouTubeのショッピング機能は動画内に商品情報を直接埋め込めるため、視覚的な宣伝が可能です。
テキストだけでは伝わりにくい商品の質感やサイズ感なども、動画で詳しく紹介できるからです。
商品の使用シーンを動画にして、画面上に商品タグを表示できるので、視聴者の購買意欲を高めることができます。
さらに、ライブ配信中にリアルタイムで商品を紹介し、視聴者の質問に答えながら販売することも可能です。
外部サイトとチャンネルを連携できる
YouTubeのショッピング機能は、BASEやShopifyなどの外部ネットショップと連携できる設計になっています。
既存のネットショップを運営している場合、新たにシステムを構築する必要がありません。
連携設定を完了すれば、ネットショップの商品情報がYouTubeに自動的に反映され、在庫数や価格の更新も同期されます。
この連携により、YouTube上での商品発見から購入完了までの導線が大幅に短縮され、コンバージョン率の向上が期待できます。
YouTubeのショッピング機能のメリット(伸びている背景)

YouTubeのショッピング機能が急速に普及している背景には、複数の市場要因と技術的利点があります。
実際のメリットを具体的に見ていきましょう。
あらゆる年代のYouTube利用率が高い(圧倒的なシェア)
YouTubeは日本国内で月間7,000万人以上が利用する、圧倒的なシェアを持つ動画プラットフォームです。
総務省によると、10代から60代まで幅広い年齢層で利用率が80%を超えています。特に10代では97.7%、20代では97.9%と、ほぼ全員が利用しています。
つまり、どんな商品ジャンルでも潜在顧客にリーチすることが可能なのです。
テレビCMやWeb広告と比較しても、YouTubeは視聴者との接触機会が圧倒的に多いため、商品認知の拡大に有利です。
出典:『情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査』総務省、令和7年
市場が急拡大している

出典:『電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました』経済産業省、2023年
ライブコマース市場は、2013年から2022年にかけて急激な成長を遂げています。
2013年から10年間の間に市場規模はほぼ2倍になっています。今後も同様の成長曲線をたどると予測されています。
この市場拡大は一時的なトレンドではなく、消費行動の構造的変化を反映した長期的な成長であると考えられます。
動画からネットショップへの誘導がスムーズにできる
YouTubeのショッピング機能では、視聴者が動画を見ている最中に商品情報へアクセスできる導線が設計されています。
従来は、動画説明欄のURLをクリックする必要がありましたが、この機能なら動画の画面内で完結します。
商品タグをタップするだけで商品詳細ページへ移動できるため、視聴者が買いたい!と思うタイミングを逃しません。
購買プロセスの摩擦を減らすことが、コンバージョン率向上の鍵となるのです。
利用するハードルが低い
YouTubeのショッピング機能は、既存のYouTubeチャンネルとネットショップがあれば導入できるため、初期投資が最小限です。
専用のアプリ開発やシステム構築が不要で、設定作業も比較的シンプルだからです。
BASEやShopifyなどの主要ネットショップサービスとの連携が公式にサポートされているため、技術的な知識がなくても実装可能です。
既に動画コンテンツを制作している事業者にとっては、追加の制作負担もほとんどありません。
参入障壁が低いことが、多くの事業者がショッピング機能を試験的に導入している理由です。
商品の魅力を伝えやすい
動画は商品魅力を視覚的に表現できるため、画像やテキストよりも訴求力が高いです。
ファッションであれば着用時の動きやシルエット、食品であれば食感など、実際の使用シーンを示せます。
さらに、クリエイターの実体験に基づくレビューや使用感の共有は、企業の公式情報よりも信頼性が高いと受け取られやすくなります。
この信頼性の高さが、YouTubeショッピング機能の大きな強みとなっています。
YouTubeのショッピング機能を利用するための条件

YouTubeのショッピング機能を利用するには、いくつかの前提条件を満たす必要があります。
具体的な条件を詳しく見ていきましょう。
チャンネルの収益化条件を満たす
YouTubeのショッピング機能を利用するには、YouTubeパートナープログラムの収益化条件をクリアしている必要があります。
- チャンネル登録者数1,000人以上
- 過去12か月間の総再生時間が4,000時間以上(またはショート動画3,000時間以上)
つまり、一定の視聴者基盤を持つチャンネルでなければショッピング機能は利用できません。
収益化条件を満たしていない場合は、まずチャンネル登録者数と再生時間の増加に注力する必要があります。
Googleマーチャントセンターに登録する
ショッピング機能を利用するには、Googleマーチャントセンターへの登録とアカウント承認が必要です。
Googleマーチャントセンターとは、商品情報をGoogle各種サービスに配信するためのプラットフォームです。
登録時には、販売する商品のカテゴリー、在庫情報、価格などの詳細データをアップロードします。
承認後、YouTubeとGoogleマーチャントセンターを連携させることで、初めてショッピング機能が利用可能になります。
YouTubeのショッピング機能を利用する流れ

YouTubeのショッピング機能を実際に利用開始するまでには、いくつかのステップを順番に完了させる必要があります。
具体的な手順を見ていきましょう。
ステップ1:収益化条件を達成する
最初のステップは、YouTubeパートナープログラムの収益化条件を満たすことです。
チャンネル登録者1,000人以上、過去12か月の総再生時間4,000時間以上という基準をクリアする必要があります。
条件達成後、YouTube Studioから収益化の申請を行い、審査を通過する必要があります。
ステップ2:Googleマーチャントセンターのアカウントを作成する
Googleマーチャントセンターの公式サイトにアクセスし、新規アカウントを作成します。
アカウント作成時には、事業者情報、所在地、連絡先などの基本情報を入力する必要があります。
アカウント作成後、商品データフィードをアップロードして審査を待つ流れになります。
ステップ3:ネットショップとGoogleマーチャントセンターを連携する
BASEやShopifyなどのネットショップサービスとGoogleマーチャントセンターを連携させます。
各ネットショップサービスには、Googleマーチャントセンター連携用のプラグインや設定機能が用意されています。
連携設定を完了すると、ネットショップの商品情報が自動的にGoogleマーチャントセンターへ同期されます。
ステップ4:YouTubeとGoogleマーチャントセンターを連携する
YouTube Studioの設定画面から、Googleマーチャントセンターとの連携設定を行います。
連携設定の際には、表示したい商品カテゴリーや表示形式などを選択できます。
商品タグは動画の特定シーンに紐付けることも、動画全体に表示することも可能です。
YouTubeのショッピング機能で連携できるネットショップ

YouTubeのショッピング機能は、主要なネットショップサービスとの連携が公式にサポートされています。
主要な連携可能サービスを紹介します。
BASE
BASEは、日本国内で広く利用されている無料ネットショップ作成サービスです。
個人クリエイターや小規模ビジネスがYouTubeショッピングを始める際の選択肢として人気があります。
初期費用や月額費用が無料で、売上が発生した時のみ手数料が発生する仕組みのため、小規模事業者でも始めやすいです。
YouTubeショッピング機能との連携も簡単で、BASE管理画面からGoogleマーチャントセンター連携アプリをインストールするだけです。
連携後は、BASEに登録した商品がYouTube上で自動的に表示可能になります。
Shopify
Shopifyは、世界中で数百万店舗が利用するグローバルなネットショッププラットフォームです。
月額課金制のサービスで、基本プランは月額25ドルから利用できます。
拡張性が高く、豊富なアプリやテーマが用意されているため、本格的なEコマース事業に適しています。
越境ECや多言語対応が必要な場合に、Shopifyの強みが発揮されます。
SUZURI
SUZURIは、オリジナルグッズを簡単に作成・販売できるプラットフォームです。
Tシャツやマグカップなどにデザインをアップロードするだけで、在庫を持たずに商品販売ができます。
クリエイターが自分のデザインをグッズ化して販売する用途に特化しているため、イラストレーターや漫画家との相性が良いです。
YouTube連携により、動画でグッズを紹介しながら直接販売へつなげられます。
在庫リスクがなく、初期投資ゼロで始められるため、グッズ販売の入門として最適です。
YouTubeのショッピング機能を使うときの注意点

YouTubeのショッピング機能を利用する際には、プラットフォームのポリシーと運用上の制約を理解しておく必要があります。
主な注意点を確認していきましょう。
Googleのポリシーに反した商品は販売不可
YouTubeのショッピング機能では、Googleのショッピング広告ポリシーに準拠した商品のみ販売できます。
ポリシーに違反する商品を掲載すると、Googleマーチャントセンターのアカウントが停止される可能性があります。
禁止されている主な商品カテゴリーを理解しておくことが必要です。
例1:アルコール飲料
アルコール飲料の販売は、多くの国や地域で年齢制限や販売許可が必要であるため、原則として禁止されています。
日本国内でも酒類販売には免許が必要であり、YouTubeショッピング機能での直接販売は認められていません。
例2:タバコおよび関連製品
タバコ、電子タバコ、関連アクセサリーなどの販売は全面的に禁止されています。
ニコチンを含まないベイプ製品も含まれる場合があります。健康への影響と法的規制の観点から、厳格に制限されている商品カテゴリーです。
例3:医薬品および医療機器
処方箋が必要な医薬品や医療機器の販売は禁止されています。
健康食品やサプリメントについても、医薬品的な効能を謳うことは認められません。薬機法に抵触する表現を使った商品説明も、ポリシー違反となります。
例4:武器および危険物
銃器、刃物、爆発物などの武器類や危険物の販売は禁止されています。
モデルガンやエアソフトガンなど、実際の武器ではないレプリカ商品も対象となる場合があります。
YouTubeのショッピング機能でよくある質問

YouTubeのショッピング機能に関しては、利用者から共通の疑問が寄せられることが多いです。
代表的な質問とその回答を見ていきましょう。
YouTubeで商品を購入する方法は?
視聴者がYouTube動画から商品を購入する方法は非常にシンプルです。
- 動画再生中に表示される商品タグをタップ
- 商品詳細ページで「購入する」ボタンをクリック
- 連携しているネットショップの購入ページでカート追加
- 配送先入力、決済
という流れで購入が完了します。
YouTubeアプリ内で購入が完結するわけではなく、外部のネットショップサイトへ遷移する仕組みです。
YouTubeのショッピング機能を削除したい
YouTubeのショッピング機能を停止したい場合は、YouTube Studioから設定を変更できます。
YouTube Studioの「収益化」セクションにあるショッピング設定から、Googleマーチャントセンターとの連携を解除します。
連携を解除すると、既存の動画に表示されている商品タグもすべて削除されます。
ただし、Googleマーチャントセンターのアカウント自体は削除されないため、再度連携することも可能です。
一時的に機能を停止したい場合は、連携を解除せず、個別の動画から商品タグを削除する方法もあります。
まとめ:YouTubeのショッピング機能は新たな収益化の道筋

YouTubeのショッピング機能は、動画コンテンツと商品販売の強みを活かせる強力なツールです。
BASEなどのネットショップサービスと連携することで、初期投資を抑えながら本格的な動画コマースを展開できます。
市場が急拡大している今こそ、YouTubeショッピング機能を活用して競争優位性を確立すべきタイミングです。
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監修者

赤石 勇太郎
株式会社tegy 代表取締役
WebマーケティングおよびSEO戦略のスペシャリスト。YouTubeチャンネル・SNS運用支援、広告運用、映像制作など、デジタルマーケティングサービスをワンストップで提供。
最新のアルゴリズム動向に基づいた、本質的かつ再現性の高い施策により、クライアントのビジネス成長を最大化するためのWeb戦略立案に従事している。
