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採用動画をYouTubeで活用する方法!メリット・作り方・成功事例を解説

「採用動画を作りたいけど、どこに載せればいい?」

そう悩む広報担当者の方は多いのではないでしょうか。

結論から言うと、採用動画の配信先としてはYouTubeが最も効果的です。

長尺動画のプラットフォームとしては世界最大級で、さらに採用動画を視聴したZ世代の77.0%が志望度アップを実感しているからです。

株式会社moovy『24卒就活と採用動画に関する実態調査』2024年

動画で企業の魅力を伝えることは、もはや採用活動の差別化手段ではなく、標準装備になりつつあります。

本記事では、YouTubeを活用した採用動画のメリット・デメリット・作り方・成功事例を解説します。

法人の広報担当者にわかりやすくまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

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採用動画にYouTubeを使うべき理由

動画編集 スマホ YouTube

採用活動における動画の重要性は年々高まっています。

ここでは、採用動画にYouTubeを活用すべき3つの根拠を解説します。

Z世代の8割が採用動画で志望度が変わる

現在の採用市場では、Z世代(1990年代後半〜2010年代初頭生まれ)が主要なターゲット層です。

この世代は幼少期からスマホに親しんでおり、情報収集の手段として動画を重視する傾向があります。

moovyの調査によると、採用動画を視聴したZ世代のうち77.0%が志望度アップを実感したと回答しています。

参考:株式会社moovy『24卒就活と採用動画に関する実態調査』2024年

採用競争が激化する中で、Z世代にアプローチするためにYouTubeを活用しない理由はありません。

テキストよりも多くの情報を発信できる

テキスト求人と採用動画では、伝えられる情報量に大きな差があります。

求人票は「給与・勤務時間・業務内容」といった条件面の訴求が中心になりがちです。

一方、YouTubeの採用動画は、実際の業務風景、オフィスの雰囲気など、テキストでは伝えられない要素を届けられます

また、求職者がスキマ時間に視聴できる点も大きなメリットです。

通勤中や昼休みに動画を視聴することで、求職者は能動的に企業情報を収集できます。

24時間365日機能する採用資産になる

YouTubeに投稿した採用動画は、削除しない限り半永久的に公開され続けます

就活シーズンを問わず、24時間365日にわたって企業の魅力を発信し続ける採用ツールとして機能するのです。

テレビCMや合同説明会のような一時的な露出とは異なり、動画は蓄積型の資産になります。

過去に投稿したコンテンツが1年後に求職者の目に触れることも珍しくありません。

採用コストを長期的に分散できる点でも、YouTubeは費用対効果の高いプラットフォームです。

YouTubeで採用動画を作るメリット

メリット

YouTube採用動画には、求職者・企業の双方にとってさまざまなメリットがあります。

導入を検討する際に押さえておくべき4つの主要メリットを解説します。

企業の雰囲気をリアルに伝えられる

採用活動で求職者が最も知りたい情報の1つは「実際の職場の雰囲気」です。

  • 社風
  • 社員の人柄
  • 働く環境

これらはテキストや静止画では伝えにくく、動画だからこそリアルに伝わる情報です。

インタビュー動画では社員の言葉・表情・温度感が求職者に直接届きます。

採用動画のリアルさが増すほど、志望度の高い求職者が集まりやすくなるのです。

ミスマッチを防ぎ定着率が上がる

採用後の早期離職は、企業にとって採用コストの無駄と生産性の低下を招きます。

しかし、YouTube採用動画を通じて実際の職場環境を事前に見せることで、入社後のイメージギャップを大幅に減らせます

「思っていた仕事と違う」「社風が合わない」といったミスマッチが起きにくくなるためです。

採用動画は、入社してから気づくリスクを事前に解消するツールとして機能します。

定着率が上がれば採用コスト全体の最適化にもつながります。

採用ブランディングにつながる

YouTubeに採用動画を投稿することで、求職者以外の人の目にも触れる機会が増えます。

企業名を知らなかった転職潜在層が動画をきっかけに興味を持つケースも生まれます。

動画がSNSでシェアされれば、採用ブランディングとしての効果はさらに広がります。

「あの会社、面白そう」という印象が積み重なることで、中長期的な採用力の底上げにつながるのです。

採用動画はリクルート施策であると同時に、企業価値を外部に発信するブランディング施策でもあります。

低コストで長期運用できる

YouTubeへの動画投稿は無料で行えます。

一度制作した動画は削除しない限り継続して公開され、追加費用なしで採用効果を発揮し続けます。

求人媒体への掲載料やイベント出展費用と比較すると、長期的なコストパフォーマンスは圧倒的に高いと言えます。

また、スマートフォンで撮影するシンプルなインタビュー動画であれば、低予算でも開始できます。

初期投資を抑えて始め、反応を見ながらコンテンツを拡充する方法もおすすめです。

YouTube採用動画のデメリットと対策

メリット

YouTube採用動画にはメリットが多い一方で、事前に把握しておくべきデメリットも存在します。

リスクを正しく理解することで、失敗しない運用につながります。

即効性がなく成果まで時間がかかる

YouTubeを使った採用動画は、投稿直後から応募が殺到する即効性のあるツールではありません。

チャンネルを育てて採用効果を実感するまでには、一般的に3〜6ヶ月程度の時間が必要です。

「今すぐ採用を増やしたい」という短期的な目的には向いていません。

対策として、YouTube採用動画は中長期の採用ブランディング施策として位置づけることが重要です。

制作コストと社内リソースの負担が増える

採用動画の制作には、一定のコストと社内リソースが必要です。

外注する場合の制作費用の相場は、シンプルなインタビュー動画で10〜30万円です。

インタビューに業務紹介を加えた動画は30〜80万円が目安になります。

さらに、出演する社員の協力や撮影日程の調整など、社内の工数も発生します。

対策としては、まず1本目をシンプルなインタビュー動画から始め、効果を測りながら投資額を拡大する方法がおすすめです。

スマートフォンと三脚があれば、低コストで自社制作することも可能です。

炎上リスク対策が必須

YouTubeに公開した動画はコメントが付き、内容によってはネガティブな反応を受けることがあります。

実態と乖離したキラキラした演出の動画は、視聴者からの批判を招きやすい傾向があります。

特に現役社員や元社員からのリアルな声がSNSで広まると、採用ブランドに逆効果をもたらす場合があります。

対策として最も効果的なのは、「リアルさ」を意識した動画制作です。

良い面だけを切り取った動画よりも、仕事の大変さや苦労も含めた等身大のコンテンツが信頼を得ます。

コメント欄のモニタリングと対応フローを事前に整備しておくことも、炎上リスクの軽減につながります。

採用動画の種類と使い分け

スマホ 撮影

採用動画には複数の種類があり、目的やターゲットに応じて使い分けることが重要です。

特に効果的な3種類の動画コンテンツを解説します。

会社紹介・社内紹介動画

会社紹介・社内紹介動画は、企業の基本情報・事業内容・オフィス環境を映像で伝えるコンテンツです。

合同説明会や採用サイトへの埋め込みとしてよく活用されており、初めて企業を知った求職者に向けた入口の役割を担います。

構成としては「企業のビジョン→事業内容→働く環境→社員紹介」の流れが基本です。

1〜3分程度の尺にまとめることで、最後まで視聴してもらいやすくなります。

社員インタビュー動画

moovyの調査では、Z世代の52.3%がインタビュー動画を参考にしています。

参考:株式会社moovy『24卒就活と採用動画に関する実態調査』2024年

社員インタビュー動画は、企業の公式メッセージではなく、働く人の「生の声」を届けられる点が最大の強みです。

「入社の決め手」「仕事のやりがい」「大変だったこと」など、等身大の面も含めることで信頼度が上がります。

採用動画の中でも特に高い効果が期待できる種類です。

1日の業務の流れを見せる動画

「1日の業務の流れ」を紹介する動画は、求職者が最もイメージしやすいコンテンツの1つです。

出社から退社までの流れを密着形式で撮影し、実際の業務・休憩・チームとのやり取りを見せます。

これにより、「実際にどんな仕事をするのか」「どんな人と一緒に働くのか」という疑問に直接答えられます。

入社後のギャップを減らし、ミスマッチ防止に最も直結する動画コンテンツです。

YouTube採用動画の作り方【4ステップ】

流れ ステップ

YouTubeで採用動画を制作する際は、順序を守って進めることが成功の鍵です。

見切り発車でカメラを回すと、伝わらない動画になるリスクがあります。

目的とKPIを先に決める

採用動画を制作する前に、まず「何のために動画を作るのか」を明確にします。

  • 新卒採用の応募数を増やす
  • 企業の認知度を向上させる
  • 早期離職を減らす

など、達成したい目標を1つに絞ります。

目的が定まったら、それに紐づくKPIを設定します。

KPIの例としては、動画の再生数・視聴完了率・採用ページへの遷移率・応募数などが挙げられます。

最初の設計が、YouTube採用動画の成否を大きく左右するのです。

ターゲット人材を明確にする

次は、採用動画のターゲットを具体的に定義します。

ターゲットが曖昧なままでは、誰にも刺さらない平均的な動画になってしまうためです。

  • 20代前半の第二新卒
  • 経験3年以上のエンジニア 
  • 体育会系の男性 など

新卒向けなら「社内の雰囲気・成長できる環境・先輩社員との距離感」を訴求ポイントにします。

中途採用向けなら「キャリアアップの機会・専門スキルを活かせる環境・裁量の大きさ」を前面に出します。

ターゲットの悩みや不安を事前にリストアップし、それに答える動画構成を作ることが重要です。

自社の差別化ポイントを洗い出す

競合他社の採用動画と「同じような内容」では、求職者の記憶に残りません。

自社ならではの強み・文化・人・制度を改めて整理し、動画で伝える「軸」を決めます。

社員にインタビューを実施し「なぜこの会社を選んだのか」「他社にはない魅力は何か」を引き出す作業が有効です。

差別化ポイントは条件面ではなく、「文化・人・環境」に求めることをおすすめします。

条件面は数字で比較されますが、文化や人の魅力は数値化できないため比較されにくいからです。

「この会社にしかない」という要素を動画の中心に据えることで、印象に残るコンテンツになります。

制作会社に依頼するか自社制作かを判断する

採用動画の制作方法は「外注」か「自社制作」の2択です。

外注する場合の費用相場は、シンプルなインタビュー動画で10〜30万円です。

複数の撮影場所や業務シーンを含む場合は30〜300万円程度になります。

品質・スピード・クオリティを重視するなら外注、コスト削減・試験的な運用なら自社制作が向いています。

予算・目標・スケジュールを整理した上で、自社に合う方法を選んでください。

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YouTube採用動画の成功事例

YouTube

YouTube採用動画の効果は、抽象的なメリットの説明だけではイメージしにくいものです。

ここでは、実際に採用動画を活用して成果を出した事例を2つのパターンで紹介します。

新卒採用で応募数を伸ばした事例

製造業や建材業などの「認知度が低い業界」では、採用動画の効果が特に顕著に現れます。

業界の仕事内容が求職者に伝わりにくいため、従業員の生の声を動画で届けることが認知の壁を突破する手段になるためです。

ある建材会社では「建材業のやりがいを知らない」という課題に対して社員インタビュー動画を制作しました。

業界への理解度が高まった結果、応募数の増加につながった事例があります。

新卒採用では「入社前の不安を動画で解消する」アプローチが有効です。

特に知名度が低い企業や業界に属する企業は、採用動画による情報発信が採用力を大幅に引き上げる可能性があります。

中途採用でミスマッチを減らした事例

中途採用では、転職後に感じたギャップによる早期離職が大きな課題です。

1日密着動画や業務紹介動画を活用することで、入社後のリアルな姿を事前に見せ、ミスマッチを防いだ企業が増えています。

職場の雰囲気・チームの関係性・実際の業務内容を可視化することで、ミスマッチによる離職が減らせます。

採用コストの無駄を減らしたいなら、動画でミスマッチを事前に防ぐ戦略が効率的です。

採用動画をYouTubeで効果的に運用するコツ

カメラ 撮影

YouTube採用動画は、投稿して終わりではありません。

継続的に効果を高めるための運用ポイントを3つ解説します。

サムネイルとタイトルで視聴率を上げる

YouTubeでの動画の視聴率は、サムネイルとタイトルで大きく左右されます。

どれだけ質の高い動画を作っても、クリックされなければ意味がありません

タイトルには「どんな情報が得られるか」を明確に示し、求職者が検索するキーワードを含めます。

例)「【リアルな1日密着】〇〇社のエンジニアは何をしているのか?」

サムネイルは社員の表情が見える写真を使い、テキストを入れる場合は一言に絞ることが基本です。

視聴完了率を定期的に確認し、離脱が多い箇所は動画構成や冒頭の改善につなげます。

企業サイト・SNSと連携する

YouTube単体の自然流入だけでは、動画が求職者に届くまでに時間がかかります。

そこで、採用サイトや企業ホームページに動画を埋め込み、複数のチャネルから視聴できる導線を作ります。

X(旧Twitter)・Instagram・LinkedInでも動画を紹介することで、露出が増えます。

若年層はInstagramやXで企業情報を収集するため、YouTubeとSNSの連携でリーチが最大化します。

定期的に内容を見直す

少なくとも年1回は動画の内容を見直し、現状と大きなズレがある場合は更新または削除を検討します。

一度公開した採用動画は、時間の経過とともに情報が古くなる場合があるからです。

出演社員が退職・制度が変わった・オフィスが移転など、実態と乖離したコンテンツは信頼を損ないます。

最新情報を維持し、次の動画企画に反映させるPDCAを回すことが、YouTube採用動画の継続的な改善につながります。

採用動画に関するよくある質問

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採用動画の制作費用はいくらかかる?

内容・クオリティ・依頼先によって大きく異なります。

外注の場合の費用相場は、シンプルなインタビュー動画が10〜30万円です。

インタビューに業務紹介シーンを加えたものは30〜80万円、本格的な動画は300万円程度まで幅があります。

自社制作であればスマートフォンと三脚を使ったインタビュー動画を数万円以内で作ることも可能です。

自社制作と外注、どちらがいい?

目的・予算・社内リソースによって変わります。

自社制作のメリットは、コストを抑えてスピーディーに動画を出せることと、社内の雰囲気がよりリアルに伝わりやすい点です。

外注のメリットは、プロの編集技術による高品質な仕上がりと、企画から納品まで任せられる点です。

「まず採用動画を始めたい」段階であれば自社制作、「本格展開したい」段階であれば外注が向いています。

YouTubeチャンネルの登録者数は必要?

チャンネル登録者数はそれほど重要ではありません。

採用動画は「多くの人に見せてバズらせる」コンテンツではなく、自社に合う求職者に届けるコンテンツだからです。

採用サイトや求人媒体に動画を埋め込む形で活用すれば、チャンネル登録者数がゼロでも動画は求職者に届きます。

重要な指標は登録者数ではなく、視聴完了率・採用ページへの遷移率・応募数です。

登録者数を増やすことよりも、ターゲット人材に動画が届く導線を整えることに注力してください。

まとめ:YouTube採用動画で応募を増やそう

スキル ポイント

採用動画をYouTubeで活用することは、Z世代の採用力を高めるための最も効果的な手段の1つです。

Z世代の約77%が志望度アップを実感しているデータが示すように、採用動画は意思決定に強く影響します。

完璧な動画を目指すより、まず1本公開してデータを積み上げることが採用力向上への最短ルートです。

もし貴社が「YouTube運用で成果が出ていない」「チャンネル登録者数が伸び悩んでいる」といった課題を抱えているなら、ぜひ一度ご相談ください。

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監修者

赤石 勇太郎

赤石 勇太郎
株式会社tegy 代表取締役

WebマーケティングおよびSEO戦略のスペシャリスト。YouTubeチャンネル・SNS運用支援、広告運用、映像制作など、デジタルマーケティングサービスをワンストップで提供。

最新のアルゴリズム動向に基づいた、本質的かつ再現性の高い施策により、クライアントのビジネス成長を最大化するためのWeb戦略立案に従事している。