#YouTube
最近では動画をビジネスコンテンツとして利用するケースが増えています。動画で有名なのはYouTubeですが、YouTubeでは動画中に表示する広告での収益以外にも、グッズ販売で収益を得る方法があります。
YouTubeにはグッズ紹介機能が用意されており、この機能を利用すれば、たくさんのYouTubeユーザーにオリジナル商品やオリジナルグッズを販売することが可能です。
この記事では、YouTubeで企業のオリジナルグッズを作成する方法、販売する方法、注意点などについて紹介します。
YouTubeを使って企業のオリジナルグッズを販売する場合、2通りの方法があります。1つはYouTubeのグッズ紹介機能を利用する方法、もう1つはYouTubeで集客して自社のネットショップに誘導する方法です。
自社のYouTubeチャンネルにオリジナルグッズを登録し販売することができます。オリジナルのキャラクターやロゴを使用してオリジナルグッズを作成することも可能です。
ただし、この機能を利用するには、YouTubeの利用要件を満たして審査に合格する必要があります。手数料は現在のところかからないようです。
(YouTubeの利用要件)
YouTubeグッズ紹介機能の設定方法は次の手順で行います。
次にオリジナルグッズを「SUZURI」で作成する方法を紹介します。
「SUZURI」で作成したアイテムをYouTubeチャンネルに表示する方法を紹介します。
動画ごとにオリジナルグッズを紹介する場合は次の手順で行います。
動画再生ページには、オリジナルグッズの紹介セクションが最大30アイテム表示されます。表示順序は、自動的に設定され、価格や人気度、在庫状況など、さまざまな要素に基づいて設定されます。
もし自身でオリジナルグッズの順序を並び変えたい場合は、チャンネル全体で同じ順序に並び変えするか、特定の動画でのみ順序を並び変えるか選択することが可能です。
YouTubeを使って企業のオリジナルグッズを販売する方法の2つ目は、YouTubeで集客して自社のネットショップに誘導する方法です。
YouTubeでオリジナルグッズを紹介する動画を作り、YouTubeユーザーに視聴してもらい、自社のネットショップに誘導する方法です。動画を通してネットショップに訪問してもらえれば、紹介したオリジナルグッズだけではなく、その他に取り扱っているグッズにも興味を持ってもらえる可能性があります。
もし、ネットショップサイトがない場合は、ネットショップを作成するサービスを利用すれば、簡単にネットショップを作成することが可能です。「ネットショップ作成サービス」で検索すれば、無料のサービスも出てきます。
YouTubeでオリジナルグッズを作成し販売する場合、いくつかの注意点があります。
企業のオリジナルグッズを作成し、ネットショップで販売する場合、著作権の侵害に注意する必要があります。ブランドやキャラクターを模倣するのは、著作権の侵害にあたります。著作権を侵害すると、企業としての信用が大幅に低下するだけでなく、罰則の対象にもなってしまいます。もしブランドやキャラクターを使用するのであれば、正式に許可を得た上で、著作権料を支払い使用する必要があります。
完全なオリジナルのブランドやキャラクターで商品であれば、著作権の侵害にはあたりません。
著作権に似た権利として、肖像権があります。こちらもトラブルの起きやすい権利の一つです。肖像権とは、個人の人格を守る権利で本人の許可なく映像や写真が使われないようにするための権利です。たとえば、パンフレットの写真や映像など、その本人に許可なく使用するのは、肖像権の侵害にあたります。肖像権は、予期せぬところで写り込んでしまったケースでも侵害にあたるので、オリジナル商品や紹介動画を作成する際は注意が必要です。
また、商品の種類によっては、許可や資格が必要になってくるケースもあります。例えば、オリジナルグッズとして食品を扱う場合です。食品を扱う場合は、都道府県から「食品衛生法に基づく営業許可」や「食品衛生責任者資格」を得る必要があります。
酒類を扱う場合は「酒類販売業免許」が必要となり、ユーズド品を扱う場合は「古物商許可証」が必要になってきます。
このように、扱う商品によっては、さまざまな許可や資格が必要になるため、法律に違反しないように事前に確認しておく必要があります。もし、これらの許可や資格を得ずに販売すると法律違反となり、営業の取り消しや罰金の対象にもなります。
YouTubeでグッズ販売するにはまず集客が必要となります。集客するには、いくつかの方法があります。
企業のオリジナルグッズなど、ネットショップで扱っている商品の紹介動画を作成し、YouTubeに投稿します。紹介動画を見たYouTubeユーザーにオリジナルグッズに興味を持ってもらってネットショップに誘導する方法です。
動画では、オリジナルグッズの特徴や使い勝手などのメリット、実際に使っているシーンや使った後の感想などを盛り込むのが一般的です。動画では映像と音で表現できるので、ネットショップの商品説明や口コミよりも、ユーザーが実感できるのが良い点です。
動画にはいろいろな目的があり、オリジナルグッズをあまり知らないユーザーへの紹介であったり、すでにオリジナルグッズを知っているユーザーへの説明書の代わりであったり、メリットを伝えて購買意欲を高める目的などがあります。
人気のYouTuberにオリジナルグッズの宣伝と、ネットショップへの誘導を依頼する方法があります。人気のYouTuberはすでに多くのユーザーと繋がっていて、影響力が高く、宣伝を依頼するとオリジナルグッズの認知度が大幅にアップすることが期待できます。
YouTuberへ依頼する場合、人気のYouTuberであるほど費用も高額になります。また、企業のオリジナルグッズのジャンルにあったユーザーを抱えているYouTuberを選ぶ必要もあるので、どのYouTuberに依頼するかで効果が変わってきます。
企業のオリジナルグッズがない場合や増やしたい場合に、ユニークで高品質なデザインのオリジナルグッズを作る方法があります。
まずは、自社のYouTubeチャンネルで、自社らしさをどのようにデザインで表現するかを考えます。自社のスローガンやロゴ、イラストなどがヒントです。
そして具体的な商品に落とし込みます。
例えば、下記のような商品が挙げられます。
アイテムは、具体的には以下のようなものがあります。
具体的にデザインとアイテムが決定した場合、オリジナルグッズを製作するサイトを利用します。例えば、「オリジナルグッズ 製作」で検索すれば、製作サイトが出てきます。
今回は、YouTubeで企業のオリジナルグッズを作成する方法、販売する方法、販売する上で注意する点などについて紹介しました。
YouTubeと言えば広告収入が有名ですが、YouTubeから広告収入を得るには、一定の条件を満たした上で許可を得る必要があります。
一定の条件とは次の通りです。
もちろん、ポリシーに違反していないなど、最低限のルールは守られていることが前提ですが、上記の条件を満たせるようになるには、かなりハードルが高いことがわかります。
その点、YouTubeでオリジナルグッズを紹介し販売する方法は、ほとんどの人が始めることが可能です。例えば、チャンネル登録者数が少なくても構いません。オリジナルグッズが売れれば収入を得ることができます。オリジナルグッズが無ければ作成することも可能です。
ぜひ今回の記事を参考に、YouTubeでオリジナルグッズの紹介と販売を始めてみてはいかがでしょうか。
弊社では制作業務のほかに、市場リサーチや企画、撮影などYouTubeチャンネルを育てるための幅広い業務を扱っていますので、興味ある方はぜひお気軽にお問い合わせください!
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赤石勇太郎:株式会社tegy の代表取締役。
世界を熱狂させる会社を創るため、日々奮闘している。
モットーは「挑戦を楽しむ!」
趣味は山登り、キャンプ、音楽フェス。