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YouTube Liveのスーパーステッカー投げ銭金額と効果一覧。新投げ銭機能を設定方法から詳しく解説！
YouTubeはユーザー数20億人以上を超えるLive配信サービスです。近年は、コロナの影響で自宅にいる人が多くなっているため、配信者が増加傾向にあります。
YouTubeでは配信の視聴や広告による収益化が有名ですが、2019年11月よりクリエイター向けの新収益化ツールであるスーパーステッカー（Super Stickers）が登場して新たな収益化として注目されています。
スーパーチャットを利用できるクリエイターの場合利用でき、視聴回数に関わらず収益が出るということもあり配信者からは喜びの声も聞かれています。好きなYouTubeチャンネルの配信者を投げ銭機能で応援出来る仕組みになっていることで、配信者と視聴者の間での関係性も深めるという点でもお互いにメリットが生まれます。
この記事ではYouTubeLiveをする際のスーパーステッカー投げ銭金額と効果の一覧や、新投げ銭機能の設定について詳しく解説していきます。
YouTubeLiveのスーパーステッカーとは
スーパーステッカーとは、新しく導入されたYouTubeLiveにおける投げ銭機能のことです。ライブ配信とかプレミアム公開の際に配信者を支援できるサービスになっています。
スーパーステッカーの特徴は、「チャット欄にスタンプの表示が可能」「YouTuberが用意したスタンプのみ利用可能」「外国語に対応」「メッセージの代わりにステッカー(スタンプを送れる)」といったことが挙げられます。
スーパーステッカーの推奨条件は、パソコンの YouTube または一部の YouTube モバイルアプリで表示できます。
- Internet Explorer 11 以降
- Chrome 36 以降
- Safari 9 以降
- FireFox 35 以降
- Edge、Opera 23 以降
上記のブラウザとなっています。
配信者は動画の再生回数に関わらず収益が出ることや、コミュニケーションが取れて視聴者が増えるということ、視聴者の意見や反応を目で見て感じることが出来るといったメリットが挙げられます。
視聴者は、配信者にメッセージを送れるだけでなく、質問やリクエストなど配信者と近いコミュニケーションを取ることができるのも魅力になっています。
YouTubeLiveのスーパーステッカーの投げ銭金額
スーパーステッカーの投げ銭金額は、金額が好悪が苦になるほど、文字数と固定時間を長くできるといったメリットがあります。
配信者が高額を投じてくれた視聴者を見るだけで識別できるように、利用金額によってコメントの色も違っています。利用金額に応じたメッセージの文字数や時間、色についてまとめました。
- 100～199円 0文字 固定時間なし 青
- 500～999円 150文字 2分 黄緑
- 1,000～1,999円 200文字 5分 黄
- 10,000～19,999円 270文字 60分 赤
- 50,000円 350文字 180分 赤
このように金額によって文字数や時間などが変わってくるため、配信者に自分のメッセージを見てほしいと思っている方は、高い金額を出してアピールするといったこともあります。
YouTubeの手数料が3割となっていて、配信者に7割の金額が入ります。
YouTubeLiveのスーパーステッカーの効果
YouTubeのLiveのスーパーステッカーの効果はどのようなものがあるのか紹介します。
スーパーステッカーを利用することで2つの効果が得られます。
スーパーステッカー1つ目の効果は、収益の増加！
まず1つ目は、スーパーステッカーを受け取ることで収益の増加が見込めます。
スーパーステッカーやメッセージを読み上げたり、お礼を言うなどすると自分に対して返事を返してくれたということで視聴者がどんどんスーパーステッカーを送ってくれたり毎回視聴してくれるなどファンのような感じになってくれます。
そのような関係性になることでより多くのスーパーステッカーを受け取ることができ収益としても上がっていきます。
スーパーステッカー2つ目の効果は、企画に活きる！
2つ目は、視聴者のリクエストや意見を知ることでより見てもらえる動画の案を知ることが出来る点になります。
YouTubeLiveでもそうですが、日頃アップする動画のヒントを貰うことが出来ます。また、リクエストをくれたファンも、自分の案が使ってもらえたとなると配信者に対してとても好感をもち長く応援してくれる存在となる場合も多いです。
YouTubeLiveのスーパーステッカー購入方法
Super Stickers は、ライブ配信やプレミア公開で購入することができるデジタルアイテムです。
配信者が自らデザインしたスタンプなどが使われているなど、配信者らしいスタンプを買うことも可能です。配信者に送りたいスタンプを選んで、そのスタンプを購入することでメッセージの代わりに送れるといった機能です。
スーパーステッカーを始める際にはまずYouTubeに登録しているお支払い方法を確認してください。設定していない場合は、お支払方法を設定しておく必要があります。設定することで配信中にスムーズにスタンプを購入することが出来ます。
パソコンからスーパーステッカーを購入する方法は以下の通りです。
- チャット内の$マークをクリックして、チャットが表示された画面にする
- 好みのステッカーパックを見つけて購入するステッカーを個別に選択
- 購入して送信をクリック
- 指示に沿って操作したら購入完了
スーパーステッカーを購入すると、チャットの上部に固定される残り時間がカウントダウンされていきます。
カウントダウンが終わらないうちに配信者が動画配信を終えてしまう場合があります。その場合に、購入していたスーパーステッカーは他の動画に移動させたりすることが不可能なので注意が必要で、返金はされません。
5米ドル(または現地通貨の相当額)未満の購入に関しては、配信者に表示されません。スーパーステッカーは、1 日あたり 500 米ドル、または 1 週間あたり 2,000 米ドル（またはそれに相当する現地通貨の相当額）まで購入できます。
YouTubeLiveのスーパーステッカー受け取り条件
スーパーステッカーの収益を受け取るためには、チャンネルが収益化の設定になっていることが条件です。
設定していない場合には、収益化設定を行ってください。
収益化の条件としては、以下の通りとなります。
- チャンネル登録者数が1,000人以上
- チャンネル契約者が18歳以上
- チャンネルの総再生回数が直近12か月で4,000時間以上
- 提供地域内である
- YouTubeの収益化ポリシーに準拠しているかの審査を通過している
新投げ銭方法のスーパーステッカーの受け取り方法
スーパーステッカーの受け取り条件をクリアしている場合には、スーパーチャットを受け取るための設定が必要です。
収益化の設定と、ライブストリーミングを有効にする方法を説明します。
GoogleAdSenseの設定
GoogleAdSenseとは、Googleが提供する広告配信サービスのことを指します。
自分が運用しているWebサイトや、自社のオウンドメディアに広告を掲載することで、収益を得るというかたちで活用できます。
一般的に「広告を掲載」するには、広告主を探し、自分（自社）のサイトに広告を掲載しないかとアプローチし、掲載する内容や期間、費用面での契約をおこなう必要がありますが、GoogleAdSenseは簡単に広告の掲載をすることが出来ます。「
Google AdSenseが提供する『広告コード』を自分（自社）のサイトのHTMLソースコードに挿入する」だけです。サイトや動画の訪問者が広告に関心を持ってクリックすることで広告掲載の報酬（収益）が発生する仕組みになっています。
収益を得るためのGoogle AdSenseの設定方法は、YouTubeの画面の右上のアイコンを押してYouTube Studioにログインします。ログインした後に、左側のメニューの「収益を受け取り」をクリックしてメールアドレスの入力、ヘルプ情報・掲載結果の最適化案に関するメールを希望するかどうか選択をして保存して次へをクリックします。
Googleアカウントにログインして国・地域を選択、AdSense利用規約を確認し、同意してアカウント作成をクリックすれば、AdSenseアカウントが利用できる設定は完了です。
ライブストリーミング配信の開始の設定
ライブストリーミングを有効化する方法は、YouTubeの画面の右上アイコンを押して設定をクリックします。
画面中央の「チャンネルのステータスと機能」をクリックし、ライブストリーミングを有効化すれば設定は完了です。この作業のみで収益化を始めることが出来ます。
アカウントの有効化の設定
YouTubeの管理画面からアカウントを有効にする方法は、YouTubeの画面の右上アイコンを押して管理メニューから、「動画の管理」「チャンネル」「ステータス機能」の順番で進みスーパーチャット内の「アカウントを確認する」とクリックして設定をONにします。
スーパーチャットの登録画面が出てくるので同意にクリックをして必要事項の入力をすればアカウント認証が完了します。
スーパーステッカー利用時の注意点
スーパーステッカー利用時の注意点を紹介します。
手数料がかかる
スーパーステッカーの全額が配信者の収益になるわけではないです。
スーパーステッカーの利用には手数料がかかり、Googleに手数料として金額の30％、iPhoneでYouTubeアプリからスーパーチャットを利用するとAppleに約18％の手数料を払わなければなりません。
出来るだけ配信者のためにスーパーステッカーの収益をと考える視聴者が、WebブラウザAndroidスマホなどから視聴しています。iPhoneで見なければAppleの手数料は回避できるためです。
配信者側はマナー厳守
視聴者からスーパーステッカーを貰った際には出来るだけ感謝の気持ちを伝えましょう。
お礼をいうことでまた配信者のためにとスーパーステッカーをくれるファンもいます。そこで注意したいのは、スーパーステッカーを催促することです。催促された視聴者は良い気分がするものではありません。
ファンを減らすどころかYouTubeでの通報にも繋がる恐れがあるため注意が必要です。
AdSenseの換金は下限がある
スーパーステッカーなどの収益を受け取るためにはAdSenseの換金の下限を上回らなければなりません。
8,000以上にならないと受け取れないため、長く配信を続けることで視聴者を増やして収益を受け取る必要があります。
YouTubeLiveを成功させるには
YouTubeLiveをただ配信しても収益には繋がりません。YouTubeLiveを成功させるヒントをお伝えします。
目的を明確にする
どの話をするのかやどういった内容でYouTubeLiveを実施するのかを明確にしていることで視聴者とコミュニケーションを取りながらでも楽しい配信にすることが出来ます。
配信をしている間に何をするのか忘れてしまったり話がずれてしまうと良い配信内容にならず、次回から見てもらえないといったことにも繋がりかねません。配信する際にはタイトルや説明欄にはインパクトのあるキーワードを含めましょう。
サムネイル画像、スクリプトや行動を促すフレーズなどを使うとより効果的です。
他のSNSでも配信予告をしておく
拡散力の高いツイッターやインスタグラムなどの他のSNSも利用して、いつに配信するかの日時などの宣伝を行います。
また、YouTubeLiveの配信の最後には次回の配信日時を伝えることでリピーターにも繋がりますし、自分自身のスケジュール管理も出来ます。
視聴者とのコミュニケーション
視聴者とコミュニケーションを取ることで、ファンの獲得やリピーターの増加にもつながります。例えば、配信中に入ってきた人にも今どんな話をしていますよと話しかけたりするのも大切です。この配信者の人はお礼も言ってくれて、話しかけてくれて嬉しいとか楽しいというような一体感のある雰囲気の配信が望ましいです。
配信が終わったら改善点を見つける
YouTubeLiveには配信終了後やリアルタイムで配信による効果の分析が出来るシステムが備わっています。
配信前後の視聴者数やチャンネル登録者数の推移やライブ配信の影響などから今後のコンテンツ内容について吟味することが大切です。自らのマーケティングのための分析や改善はとても重要と言えます。
まとめ
YouTubeLiveを利用することで視聴者のニーズや直接的に視聴者の意見を聞くことができるだけでなく多くの人に注目してもらえるチャンスとなります。
視聴者と密なコミュニケーションを図れることでマーケティングにも活用できます。YouTubeLiveを使ったマーケティングから目が離せません。
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この記事を書いた人
赤石勇太郎：株式会社tegy の代表取締役。
世界を熱狂させる会社を創るため、日々奮闘している。
モットーは「挑戦を楽しむ！」
趣味は山登り、キャンプ、音楽フェス。
