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【飲食店】YouTube企業チャンネルの面白い成功事例と戦略を解説!外食産業の活用メリットとは?

最近YouTubeを利用した集客がトレンドです。

どのような業種でもYouTubeを活用した集客が可能であり、不動産の内覧やメイクの実演、ゴミ屋敷の清掃現場など様々なチャンネルが売上増加に成功しています。

なかでも外食産業を営む企業の料理系チャンネルは普段料理を作る主婦層をはじめ若者から中年世代まで幅広い視聴者のニーズが存在します。

従来はテレビのクッキングコーナーで得ていたプロのレシピを、今やキッチンにスマホをたてかけ、料理系YouTubeチャンネルを再生しながら料理を作る家庭が増えています。

本記事では料理系YouTubeチャンネルで何十万と再生回数を稼ぎ、集客に成功しているチャンネル成功事例から失敗しない飲食系YouTube運営を学んでいきましょう。

【飲食店】外食産業企業のYouTubeチャンネル成功事例と戦略を大解剖!

鳥羽周作のシズるチャンネル

外食産業企業のYouTubeチャンネル成功事例1つ目は「鳥羽周作のシズるチャンネル」です。

鳥羽周作さんは代々木上原に「sio」というお店のオーナーシェフをされているミシュランシェフだそうです。

そんな鳥羽さんのYouTubeチャンネルがこちら。

登録者数は34万人。2021年5月にスタートし、わずか1年という期間でこの登録者数は驚異的な成長の速さではないでしょうか。

下記、ねぎ塩ダレのレシピ動画は最も再生回数が多く、再生数200万回を記録しています。

見るからに美味しそうなサムネイルですね!字幕の文字フォントなどの世界観もいい感じです!

さらに下記のように動画の概要欄に登場するメニューのレシピが書いてあり、実際に作ろうとしている視聴者に親切さが伝わってきます。

食材のカットなどの調理風景だけでなく、店舗の従業員の雰囲気なども伝わってくるため、親近感を誘うコンテンツになっています。

ネギのカットシーンでは「包丁の刃先全体を使って滑らせるようにカットをする」といったどのメニュー作りにおいても役立ちそうな調理方法についての説明もあるため非常に参考になりますね。

鳥羽周作さんの「あーうま!」といったリアクションを見ているだけでお腹が空いてきてしまいそうです。

Chef Ropiaサブチャンネル

外食産業企業のYouTubeチャンネル成功事例2つ目は「Chef Ropia料理人の世界」です。

Chef Ropia料理人の世界 チャンネルのRopiaさんは長野県にある「リストランテ フローリア」でシェフをしています。

チャンネル登録者数は53.7万人と料理系YouTubeの成功事例といってもいいでしょう。

チャンネル開設日は2014年です。

最も再生回数が多い動画はオムライスの仕込み風景の動画になります。

玉ねぎのカットから卵をオムライスの形にするまで淡々と調理風景が流れていますが、あまりの手際の良さ、綺麗なオムライスの整形に見入ってしまいます。

このように淡々と作業風景を流している動画は以外にも再生回数を稼いでいることが多いです。

普段生活しているうえでは見ることがない光景はそれだけでも視聴する価値があるといえるでしょう。

他にも、高い再生数を誇っている動画は「巨匠に教わる」系や「プロが教える」系の投稿が多くありました。

鳥羽周作さんのチャンネルは比較的庶民派レシピが中心でしたが、Ropiaさんのチャンネルは本格的なイタリアンの要素が詰まっているチャンネルとなっています。

より調理方法や調味料にこだわりたい!フレンチやイタリアンといったジャンルで本格的に調理をしたい人に刺さるコンテンツではないでしょうか。

中村雄斗のFood Business School LEO

外食産業企業のYouTubeチャンネル成功事例3つ目は「中村雄斗のFood Business School LEO」です。

中村雄斗さんは日本酒原価酒蔵を経営している飲食店経営者です。

チャンネル登録者数2.5万人、登録日は2020年4月と比較的最近に開設されています。

新型コロナウイルスの感染拡大が2020年の2月頃から始まり、その数か月後にこちらのYouTubeを立ち上げている時系列を考えると、

本業の飲食経営以外の柱としてコンサル事業に特化したチャンネル開設の意思決定が非常に速いですね。

下記を見ると、高再生数を稼ぐ動画は飲食経営に関する縦型のショート動画が中心となっていました。

単純に調理風景やレシピ公開といった切り口だけでなく、飲食経営を培ってきたノウハウを伝えるという切り口が斬新ですね。

ひとつひとつの動画も短いので、気軽に視聴することができる点もいいですね!

YouTubeで集客を行い、定額制のオンラインサロンなどによるサブスクリプション収入というビジネスモデルを構築することも可能であり、多種多様にYouTubeからの導線を考えることもできるため自店舗への集客以外の可能性が広がりそうです。

なだ万チャンネル

外食産業企業のYouTubeチャンネル成功事例4つ目は「なだ万チャンネル」です。

なだ万は1830年から続く高級日本料理店です。1万円以上の客単価であるため、YouTubeのターゲットもある程度高い年齢層になるのではないでしょうか。

YouTubeチャンネルの登録者数は4120人、2020年2月に開設しています。

なだ万へ来店する客層は比較的年齢が高いことが推測され、先に紹介した鳥羽周作さんやRopiaさんのチャンネルと比較すると登録者数は少なくなっています。

ただ、ブランド力が高いことからコアなリピーター客が多い印象です。

下記最も再生されている「美味しいすき焼きの作り方」の動画になります。

画質が非常にきれいで動画全体のクオリティも高いですね。

恐らくコロナの休業要請などの時間を利用して2020年4月から12月までの期間で動画を投稿していたようです。

なだ万のような歴史ある企業ですら、YouTubeを活用した集客を実践していることからももはや飲食業界ではチャンネルを持っていて当たり前という時代であることがよくわかります。

大戸屋ごはん処  公式チャンネル

外食産業企業のYouTubeチャンネル成功事例5つ目は「 大戸屋ごはん処  公式チャンネル 」です。

言わずもがな知れた大戸屋の公式チャンネルになります。

単身世代の若者から家庭を持つ世帯まで幅広く支持のある定食チェーン店ですね。

YouTube登録者数は3650人、登録日は2016年になります。

最も再生回数が多い動画は下記のCMで300万再生を誇ります。

https://www.youtube.com/watch?v=yTC_OOeSdx0

地上波でCMを出すと数百万円単位で費用が発生するのに対し、YouTubeで同じCMを上げる費用は無料ですから大変コストパフォーマンスが高いのではないでしょうか。

地上波やその他媒体で流すコンテンツをそのままYouTubeに載せれば、YouTubeのためだけに制作する必要はないので時間もかかりません。

またCM以外にも大戸屋レシピを公開していたりと、ついつい見てしまいたくなるコンテンツが多くありました。

餃子の王将 公式チャンネル

外食産業企業のYouTubeチャンネル成功事例6つ目は「 餃子の王将 公式チャンネル 」です。

こちらも知らない人はいない、餃子の王将の公式チャンネルになります。

登録者数は2,330人、登録日は2015年です。

餃子の王将のレシピやCM動画が中心となっています。

最も再生回数が多い動画は下記のプロモーションビデオで、再生回数14万回です。

昭和をモチーフにしたコンテンツであり、50代以降の世代をターゲットにしていることがわかります。

「二人の餃子」という創作曲で餃子の王将で提供している生餃子のレシピを歌詞にしており、ついつい最後まで見てしまいたくなる内容です。

餃子の王将はプロモーションビデオやCM系の投稿が中心でした。

ブランドの認知度を拡大・浸透させるためにYouTubeを活用していることがよくわかります。

料理系YouTubeは人気のジャンルで集客しやすい

人気料理系YouTubeチャンネルを5つご紹介しました。

それぞれ個性的でついつい見入ってしまいますね。

「食」は万国・老若男女共通で人間の三大欲求ともいわれているため、YouTubeにおいても潜在的な膨大なニーズがあります。

上記の成功事例をみても比較的チャンネル登録日が浅いにもかかわらず、何十万人という登録者数を獲得することに成功していましたね。

外食産業が取り扱うテーマとしては「レシピ」「調理風景」「飲食店経営」「夫婦でつくる系」と様々な切り口からコンテンツの制作が可能です。

  • レシピ
  • 調理・仕込み風景
  • 飲食店経営のノウハウ
  • 夫婦・一人暮らしなど世帯別料理

調理・仕込み風景であればカメラをセッティングしておけば毎日撮影することも可能ですし企画を考える手間もかかりません。

また、レシピ系も料理の数がある限りコンテンツを作り続けることができるので、継続的なYouTubeチャンネル運営に適しているといえるでしょう。

皆さん実際に飲食店を経営されているオーナーや飲食店事業を営む法人で毎日の仕込みや開店作業の合間を縫って動画制作をしてます。

勿論全てを自社でやるのは効率的ではないですから、うまく運用代行業者を利用することが本業の売上を伸ばすための秘訣ともいえるでしょう。

飲食店がYouTube動画を活用するメリット

料理系YouTubeは「食」という究極なジャンルであるため多くの再生数を稼ぐことができる需要が存在すると説明してきました。この章では飲食店がYouTube動画を活用するメリットを具体的に3点見ていきたいと思います。

思わず食べたくなるような表現ができる

飲食店がYouTube動画を活用するメリット1つ目は「自由度の高い表現」ができる点です。

テレビなどのマスメディアや食べログやぐるなびなどの外部広告媒体と比較すると制約が少なく創意工夫の余地が大きいです。

そのため、視聴者が今すぐ食べに行きたくなるような「美味しそうな演出」が可能にあります。

下記は上記で紹介した鳥羽周作さんのリアクションです。

この字幕とリアクションを見ただけで「本当に美味しいんだろうな」ということがよく伝わってきますよね。

この隣にいるかのような臨場感でのリアクションは食べログなどではもちろん掲載できませんんし、テレビなどのマスメディアでも伝えることは難しいでしょう。

料理系のコンテンツをYouTubeで投稿する最大のメリットといっても過言ではありません。

店内の雰囲気を伝えられる

飲食店がYouTube動画を活用するメリット2つ目は「料理だけではなく店舗の雰囲気を感じ取ってもらえる」点です。

こちらも鳥羽周作さんのチャンネルを例にみていきましょう。

上記に掲載したねぎ塩ダレの調理動画ですが、単に調理だけをしているわけではなく、下記のように店舗の内装やメンバーがわかるシーンもありました。

実際に来店したかのように雰囲気を体感することができます。

食べログなどの媒体では動画コンテンツが少なく、来店するお客さんからすると店舗の雰囲気が湧きにくいという課題があります。

YouTubeによる動画コンテンツはこの課題を解消してくれ、視聴者に来店する想像を掻き立てることができます。

信頼・安心感を醸成できる

飲食店がYouTube動画を活用するメリット3つ目は「信頼・安心感の醸成」です。

人間の心理的には正体がわかっているものには安心感や信頼感を抱きやすい傾向にあります。

飲食店の集客においても同様のことがいえるのではないでしょうか。

下記はRopiaさんの休日に夫婦で深夜クッキングをしているシーンです。

料理人として厨房で調理をするシーンだけでなく、家庭的でプライベートな側面を見せることで視聴者に親近感を抱かせることに成功しています。

このように適度に自己開示をしていくこともオフィシャルなメディア媒体ではなかなかできないことのため、YouTubeならではの戦略といえるでしょう。

まとめ

飲食店を営む企業を中心に料理系YouTubeが人気である理由を実在するチャンネル事例を活用しながら解説してきました。

外食産業のYouTube運営の成功事例から学ぶ需要のあるコンテンツは以下のものが挙げられます。

  • 調理・仕込み風景
  • レシピ
  • 飲食店経営のノウハウ
  • CM、プロモーション

様々な切り口から集客が可能です。

また、YouTubeによる集客メリットは以下のものがありました。

  • 思わず食べたくなるような表現が可能
  • 店内の雰囲気を伝えることが可能
  • 信頼感、安心感の醸成が可能

実際には飲食店経営をしながらYouTubeの細かな編集作業をこなすのは非常に骨が折れる作業です。

あくまでも本業の経営に集中できるよう動画編集や分析改善はYouTube運用代行企業に依頼をすることをオススメします。

鳥羽周作さんやRopiaのチャンネルのような編集・サムネ・撮影できないよ!という方はぜひ貴社への無料相談をお待ちしています!

弊社では制作業務のほかに、市場リサーチや企画、撮影などYouTubeチャンネルを育てるための幅広い業務を扱っていますので、興味ある方はぜひお気軽にお問い合わせください!

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この記事を書いた人

赤石勇太郎:株式会社tegy の代表取締役。
世界を熱狂させる会社を創るため、日々奮闘している。
モットーは「挑戦を楽しむ!」
趣味は山登り、キャンプ、音楽フェス。