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動画マーケティングの企業における効果と成功事例【成果を上げる7つの手法】

動画マーケティングはさまざまな企業が行っており、自社でも取り組みたいと考えているところもあるかもしれません。しかし、なかには「実際のところはどんな効果があるの?」という疑問を抱えているところもあるでしょう。

そこで今回は、動画マーケティングに企業が取り組む効果や主な事例、成功するためのコツなどを解説します。動画マーケティングを取り組む効果が知りたいのであれば、ぜひ最後まで読んでみてください。

そもそも動画マーケティングとは?

動画マーケティングとは、動画コンテンツを用いて集客や宣伝活動などを行うマーケティングの一種です。現在、動画はさまざまなところで用いられています。

ネット上はもちろんのこと、デジタルサイネージや街頭ビジョンなどでも活用されています。そのため、人によっては毎日どこかで動画広告を見ている方もいるのではないでしょうか。

現在、動画マーケティングが注目を集めている理由は複数挙げられます。簡単に挙げると次のとおりです。

  • 5Gによってこれまで以上に動画を気軽に視聴しやすくなったため
  • TikTokやYouTubeなどで動画コンテンツが流行しているため
  • スマホが普及して簡単に動画を視聴できるようになったため

複数の理由から、動画マーケティングは幅広い業界で取り入れられています。実際に動画マーケティングで成功した企業も複数ありますが、そのことに関しては別の項目で紹介しています。

動画マーケティングに企業が取り組む効果は5つ

動画マーケティングに企業が取り組むことで、得られる効果が主に以下の5つが挙げられます。

  • 認知度の向上につながる
  • ブランディングにつながる
  • 検索結果上位に表示されやすくなる
  • 消費者の購買意欲を高められる
  • 顧客満足度の向上につながる

それぞれどのようなものなのか、1つずつ見ていきましょう。

効果1.認知度の向上につながる

1つ目の効果は認知度の向上です。商品やサービスを利用してもらうためには、消費者の認知度を高めなくてはなりません。認知度を向上させるための方法はいくつかありますが、その中の1つが動画マーケティングです。

動画は短時間でも大量の情報を伝えることができ、テキストと比べて記憶に残りやすいという魅力があります。だからこそ、動画の内容次第では一気に知名度の向上につながるかもしれません。

事実、1分間の動画はWebサイト3,600ページ分に相当する情報量とされています。

効果2.ブランディングにつながる

2つ目の効果は、ブランディングにつながることです。動画にイメージキャラクターを出演させたり、企業のコンセプトや理念をドラマ形式で紹介したりすることで、企業や商品のブランドイメージを広げられます。

近年は商品を購入する上で、ブランドの世界観やコンセプトがきっかけとなりやすくなっています。

動画を使うことでわかりやすくブランドイメージを発信できるため、商品を購入してもらいやすくなる上に、ブランドの世界観に共感したファンの獲得につなげられるでしょう。

効果3.検索結果上位に表示されやすくなる

3つ目の効果は、検索結果の上位に表示されやすくなることです。

もし動画をYouTubeに投稿する場合、その動画がGoogleから高く評価されれば、検索結果の上位に表示されやすくなります。

検索結果上位に表示されることで、多くのユーザーが動画を見てくれます。結果としてさまざまな人に動画で伝えたいことが伝わり、商品の購入件数増加や問い合わせ件数の増加といった目標の達成に発展しやすくなるでしょう。

効果4.消費者の購買意欲を高められる

4つ目の効果は、消費者の購買意欲を高められることです。

動画では、商品を実際に使っている様子や利用者の声など伝えることが可能。テキストでは伝えられない情報を伝えられるため、消費者の購買意欲を高めらます。

特に効果的なものが食品です。例としてお肉の紹介ならば、鉄板で焼ける音や煙などが消費者の食欲をそそり、購入して食べてみたいと思わせられます。

効果5.顧客満足度の向上につながる

5つ目の効果は、顧客満足度の向上につながることです。

商品やサービスの使用方法や活用法などを動画で紹介することにより、消費者は正しく商品やサービスを利用できます。そうすると、消費者の満足度も高くなり、継続して利用してもらいやすくなるでしょう。

代表的な例として挙げられるのが、ハウツー動画です。ハウツー動画は動画マーケティングの手法の1つであり、自社の商品やサービスの使い方をわかりやすく伝えられます。

動画マーケティングの成功事例

別の項目で触れたように、動画マーケティングの成功事例は複数挙げられます。

今回はその中から株式会社ベルクや三和シヤッター工業株式会社、日清食品株式会社といった5つの会社の成功事例をピックアップして紹介します。

株式会社ベルクの場合

スーパーマーケットチェーンを展開している株式会社ベルクでは、ドラマ仕立ての採用動画を公開。動画の主人公は就活生にすることで、ターゲットとしている就活生に共感してもらえるような内容にしています。

また、YouTubeの概要欄に採用サイトのURLを記載しておくことで、簡単にアクセスしています。

結果として効果的な成果を出し、動画自体の再生回数は150万回以上。採用サイトへのアクセス数は200%になりました。

三和シヤッター工業株式会社の場合

三和シヤッター工業株式会社の場合は、実写動画とアニメーション動画を組み合わせた構成です。

動画が進むにつれてアニメーションから実写へと変わる展開であり、ユーザーに動画の真意が伝わりやすくなっています。

その上、三和シヤッター工業株式会社でも概要欄に公式サイトやデジタルパンフレットなど関連ページのURLを記載。動画自体も多くの人に視聴してもらっており、15秒ながらも約146万回も再生されています。

日清食品株式会社の場合

カップヌードルでおなじみの日清食品株式会社では、個性的な動画を数多く発表しています。

その1つが「カップヌードル みそ」のプロモーション動画です。ユニークなMVであるORANGE RANGEの「SUSHI食べたい feat.ソイソース」をパロディとした内容となっています。

https://www.youtube.com/watch?v=5-alUkpjc8w

また、日清食品株式会社ではVTuberとのコラボした楽曲も作成。

常にユニークな企画を生み出すからこそ、日清食品株式会社のイメージも新しくなっています。

株式会社オープンエイトの場合

株式会社オープンエイトでは、タクシー内での映像広告を作成。すべて字幕が設けられていますが、これはタクシー内で音を出して動画を視聴できないことを考えられて設けられている工夫です。

また、女優を起用しているところも魅力的なポイントです。テレビで活躍する人を起用することで注目されやすくなります。

公益財団法人 日本財団の場合

動画マーケティングは株式会社だけではありません。

公益財団法人も活用しています。その1つが日本財団による「海と日本プロジェクト」です。YouTube上で魚のさばき方を紹介しており、そこから海への関心度を高めようとしています。

「海と日本プロジェクト」の動画は世界観が統一されており、撮影方法も似ています。その結果として動画のブランディングに成功しており、現在では20万人以上のユーザーがYouTubeのチャンネルを登録しています。

動画マーケティングで成功するコツ

動画マーケティングはなんとなく始めれば誰でも成功できるわけではありません。

成功するためには、以下のようなコツが必要です。

  • 配信目的を明確にする
  • ターゲット設定が大切
  • 冒頭にこだわる
  • 内容や目的に応じて動画の種類を決める
  • 配信するフォーマットも重要
  • 外部に依頼する際は自社のニーズに合うところを選ぶ
  • 効果測定を忘れずに実施する

効果的に動画マーケティングを行うためにも、コツを覚えておきましょう。

配信目的を明確にする

「なぜ動画を配信するのか?」ということが明確になっていなければ、失敗する恐れがあります。

そもそも動画は「商品の魅力を多くの人に知ってほしい!」といった目的があってこそ、質の高いものとなります。目的がなければ、どのような動画を作ればよいのか決められません。

そのため、これから動画を作るのであれば、まず目的を決めることから始めましょう。目的が決まっていれば、必要な演出や構成も決めやすくなります。

ターゲット設定が大切

動画はターゲット設定も大切です。

動画マーケティングはマーケティングにおける基本的な考えを踏まえてこそ、成功しやすくなるものです。だからこそ、しっかりと顧客を分析し、自社が狙うターゲットを明確にしましょう。

この際、ニーズを汲み取ることも大切です。ニーズに合う動画を作ることで、ターゲットに対して商品の購入や問い合わせといった行動を促せます。反対にニーズからズレていると、思うような効果が得られません。

冒頭にこだわる

動画に興味を持ってもらうためには、冒頭にこだわることが大切です。

動画の冒頭が魅力敵でなければ、ユーザーはすぐに視聴をやめてしまいます。特にYouTubeの動画広告は冒頭の5秒間だけスキップできないため、いかに最初の部分で興味を持ってもらうかが重要になります。

冒頭の演出としては、インパクトのあるエフェクトを追加したり、「20代の男性必見!」というような伝えたいターゲットが誰7なのか明確にしたりなどが挙げられます。冒頭の演出がうまくいけば、多くのユーザーが動画の続きを見てくれるでしょう。

内容や目的に応じて動画の種類を決める

動画はさまざまな種類があり、実写動画やアニメーション動画、インタラクティブ動画などがあります。

内容や目的に応じて向いている種類があるため、以下の内容を読んでどれが一番ふさわしいか考えてみましょう。

実写動画

実写動画はリアリティのある映像を届けられるため、商品の色味やサイズなどを伝えたいときにおすすめです。

特に食品や化粧品は実物がどのようなものなのか知りたいユーザーがほとんどであるため、実写動画で紹介するようにしましょう。

アニメーション動画

アニメーション動画は、実写動画ではできないような演出ができます。その上、難しいことをわかりやすく伝えやすいという特徴もあるため、専門的なサービスを紹介したいときにおすすめです。

また、人の気持ちや考えなどをさらにわかりやすく演出できることから、人の記憶に残るような動画にしたい場合も向いています。

インタラクティブ動画

インタラクティブ動画は次世代の動画マーケティング手法とも呼ばれており、ただ見るだけではなく、動画内をタップ・クリックできることが特徴です。

動画の中に仕掛けがあることで視聴者は能動的に行動しやすくなり、動画上で興味を持つことからコンバージョンにまでつなげられます。

インタラクティブ動画に関しては、生命保険やクレジットカードなど説明が難しい商品やサービスに向いている種類です。また、現在においてインタラクティブ動画は、ランディングページやメールマガジンなどでも活用されています。

配信するプラットフォームも重要

動画を配信する際には、プラットフォームも大切です。

YouTubeやInstagram、TikTokなど配信できるプラットフォームは複数あります。ただ、それぞれ特徴やメインのユーザー層が異なるため、動画を見てもらいたいターゲットに合わせて配信する場所を決めましょう。

例えば20〜30代の女性をターゲットとしている場合、Instagramがおすすめです。理由として、ターゲットとしているユーザー層とInstagramをメインに利用しているユーザー層が似ているためです。

外部に依頼する際は自社のニーズに合うところを選ぶ

もし外部に動画制作を依頼するのであれば、自社のニーズに合うところを選びましょう。

動画制作会社は数多くありますが、それぞれ強みが異なります。アニメーション動画を得意としているところもあれば、ビジネス系の動画を得意としているところもあるため、きちんと自社が求めていることを叶えてくれるかどうかチェックしましょう。

効果測定を忘れずに実施する

動画マーケティングにおいて、効果測定は欠かせません。

理由として、効果測定で得られたデータでさらに良い戦略を立てられるためです。改善点も見つかるため、動画を配信して終わるのではなく、その後どうなったのかまで確認しましょう。

動画マーケティングは企業に大きな効果をもたらすもの

動画マーケティングは、企業にさまざまな効果をもたらします。

実際に成果を出した企業も複数あるため、今回紹介したコツを踏まえて取り組んでみてはいかがでしょうか。きちんと取り組むことができれば、大きな効果をもたらしてくれるかもしれません。 

弊社では制作業務のほかに、市場リサーチや企画、撮影などYouTubeチャンネルを育てるための幅広い業務を扱っていますので、興味ある方はぜひお気軽にお問い合わせください!

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この記事を書いた人

赤石勇太郎:株式会社tegy の代表取締役。
世界を熱狂させる会社を創るため、日々奮闘している。
モットーは「挑戦を楽しむ!」
趣味は山登り、キャンプ、音楽フェス。