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TikTokコンサルの費用相場はいくら?会社依頼と個人依頼の違い

TikTokは、世界的な人気を獲得した動画系のSNSです。企業や個人が自社の商品やサービスを広めるために利用しています。そこで、戦略立案には専門的な知識やノウハウが必要です。

TikTokのコンサルに依頼した場合、企業や個人に対してアカウント運用やマーケティング戦略に関するアドバイスや支援を行います。しかし、コンサル依頼は漠然と費用が高い、というイメージのある方もいるでしょう。本記事では、TikTokコンサルの相場を規模ごとに解説します。

TikTok運用をコンサルの会社に任せる方法

TikTokでは、企業や個人がアカウントを運用するときに、第三者の手を借りることがあります。それがコンサルの会社です。コンサルとは、コンサルティング事業やコンサルティング業務の担い手を指し示す「コンサルタント」の略語です。その上で、TikTokのコンサルは、TikTokを効果的に活用するための支援を行うコンサル会社のことを指します。

コンサルの会社を探すには、TikTokの運用や代行している会社の中から、コンサルティング事業を行っている会社を調べます。そこから見積やサービス内容、実績などで比較します。そして、サポートやアドバイスを受けるためにコンサル会社へ依頼するのです。

コンサルの内容

コンサルは、「運用代行」とは少し異なり、サポート面に重点があります。一般的なSNS系コンサルの業務内容は以下です。

  • 運用方針・目的、計画書の策定
  • SNSの施策・戦略の提案
  • ターゲティング、マーケティング(調査)
  • レポーティング
  • 各種提案・アドバイス

まず、TikTokのコンサルは、企業用のTikTokアカウントを運用するための補助的な役割を担います。例えば、戦略立案や計画策定、運用アドバイス、広告・販促、SNSマーケティングを支援する業務などです。

TikTokの「運用代行」との違いは、実際にTikTokのアカウント運用を代行する必要はないことです。企画提案やアドバイス、一部運用サポートだけでもコンサル業務となります。

TikTokのサポートをコンサルに任せるメリット

TikTokは自社だけで運用せず、あえてコンサルに任せるメリットがあります。そこで、以下に4つのメリットを取り上げます。

最新のトレンドや傾向を踏まえた提案を受けられる

TikTokは新しいトレンドが生まれるSNSです。そして、コンサルはプロとして現在のトレンドや流行を把握しています。そのため、最新のトレンドを反映した企画の提案が受けられます。例えば、いま人気のあるチャレンジやハッシュタグに関連したコンテンツの制作、定番の企画など、企業が参考にできる情報を経験・調査なしで得られるのは大きなメリットです。

経験やノウハウがなくてもサポートを頼れる

メリットの2つ目は、自社に経験やノウハウが不足していても、サポートを受けながら自社でTikTokアカウントの運用が可能なことです。実際、TwitterやInstagramなどのSNSを使う企業は多いですが、TikTokが未開設なケースは珍しくありません。

なぜなら、TikTokは踊り付きで音楽にあわせて短い動画を公開するため、一般的な企業動画に求められる内容とは少し異なるからです。また、アカウントの運用は、自社での運用よりも難易度が上がります。コンサルなら運用時の不足を補えるのでその点も魅力的です。

提携アカウントやインフルエンサーを活用できる

TikTok運用に強いコンサル会社の中には、有利にアカウント運用を展開できるサポート体制を用意しています。例えば、コンサルの提携するアカウントが多くのフォロワーを抱えていたり、インフルエンサーを活用して商品などを口コミ紹介できたりします。

新規アカウントに対して、これらの抱えているフォロワーユーザーを流入させれば、知名度の低い会社でも迅速に人を集められるのです。

サポートやアドバイス、効果測定で改善しやすい

フォロワーを増やして、売上につなげるためには、アカウントへの投稿以外の工夫や対策が必要です。コンサル会社に依頼すると、さまざまなサポートやアドバイス、効果測定で運用改善が図れます。

例えば、投稿するコンテンツの内容や方向性、アカウントのキャラクター作り、ユーザーとのコミュニケーションの仕方などです。コンサルがいるだけでターゲット層のニーズ把握やブランドイメージに合った運用が可能となります。

さらに、データを分析して課題を再設定することで、自社だけでは専門の人材がいないと難しい高度な分析を行えますし、そこから改善効果も得やすくなります。

TikTokコンサルを依頼する費用の相場

TikTokのコンサル会社に依頼する際にかかる費用相場は、いくらになるのか気になるところです。しかし、費用は具体的な業務内容や契約期間によって異なります。一般的には、月額契約やプロジェクトごとの契約が行われる傾向にあり、費用はおよそ数万円から数十万円です。

ただし、TikTokのコンサル会社によって提供されるサービス内容は方針によって異なるため、費用には幅があります。一部の会社では、代行費用や動画制作依頼なども合算して基本料金にしているくらいです。また、会社の規模にも違いがあり、大規模、中規模、小規模、個人などがあります。

大規模な代行会社

大規模な代行会社の相場は50万円程度か、それ以上の費用がかかります。大きなプロジェクト・企画にも対応していることをもとにした費用設定です。実績が豊富で、さまざまな業種の経験に長けていることが多く、人材も優秀な人がいるから安心できます。実績に信頼がおける規模の代行会社です。

中規模な代行会社

中規模な代行会社は、相場が30万円〜49万円です。大規模ほどではありませんが、専門的なアドバイスができるのが特徴です。分析までプランに入れているケースもあるため、コンサル業務の基本とオプションの範囲を把握しましょう。

大きな案件から些細な案件まで対応できるため、依頼できる内容に不自由が少ない点でも、中小企業が依頼先にするのに向いています。ただし、金額が想定よりも高いときは、代行費用も基本料金に加算されているケースもあります。代行運用の有無は先に確認しておくことがおすすめです。

小規模な代行会社

小規模な代行会社がTikTokコンサルを依頼する際の相場は、約5万円〜20万円です。大規模や中規模に比べて費用が小さいのは、できることに制約があることや、案件の規模が小さいこと、個人顧客を中心に集客していることなどが背景にあります。

そのため、費用を抑えて、代行をなしにすることや部分的なアドバイスだけを得られます。ただし、規模が小さい分、経験や実績が少ないケースもあり、中には実態が伴わない業者もいるため気をつけましょう。教科書どおりのアドバイスだけして、成果が出ずとも固定費用を取る場合は要注意です。

個人

個人に依頼する場合は、相場が5万~40万円と幅があります。人によって金額が大きく変動するのは有しているスキルや経験・ノウハウに違いがあるからです。

個人に依頼するメリットは、費用を安く抑えられることで、他にも柔軟に対処できることが挙げられます。個人への依頼は、ホームページ・ブログ(個人)やSNS、クラウドソーシング、コンサル系のマッチングサイトなどで採用するのが一般的でしょう。

コンサル会社を選ぶときのポイント

ここでは、コンサル会社を選ぶ際にチェックしたいポイントを解説します。

明朗会計

コンサル会社を選ぶときはまず、料金がはっきりしていることがポイントです。料金が漏れなく提示されていることを確認しましょう。コンサルの中には後から請求を加えるケースもあり、費用が曖昧になっていることがあります。

そこで、事前に費用を明確にしておくためにも、料金をチェックして、明朗会計のコンサル会社を選びましょう。もちろん、コンサル会社によって費用体系は異なるため、複数の会社から見積もりを取り、比較検討することがおすすめです。

また、明朗会計に見えても、費用の追加料金や隠れた項目があるなどするため、料金表や見積項目に不備がないことも事前に確認しましょう。

成果として求める実績がある

企業のTikTok運用には、成果が求められます。目標を達成するためにも、成果を出しやすい実績のあるコンサル会社を選ぶことが大切です。

アカウント投稿の集客やブランディング、売上の向上など、具体的な成果を上げるためには、自社の求める実績が、そのコンサル会社にあるかを調べる必要があります。

【実績の確認事項】

  • 短期間でのフォロワー集めに成功した実績はあるか
  • 業種やジャンルで得意な方面が一致しているか
  • 効果測定や分析に長けているか

実績を出し渋るコンサル会社は少ないため、ホームページに掲載されているか、聞けば機密情報を除いて大まかな成果を教えてくれます。実績のある会社を選ぶことで、効果的なコンサルのサポートを受けることができるでしょう。

目標設定のしっかりした具体性のあるコンサルティング

コンサル会社の質はピンキリです。計画性や透明性のあるコンサルティングサポートを行えるか確認することが重要です。なかには、教科書どおりの指導やアドバイスだけして、具体的な支援が何もなく、高額な費用だけが取られる会社もあるくらいです。なぜこのようなことが起こるかといえば、コンサル業は自由度の高い業務が許されているからです。

過大な広告アピールをしていない

コンサル会社は営利企業ですから、どうしても利益を求める営業体制になります。同業他社との競争で、過大な広告を出して、成果が出るように数値を盛ったり、耳障りの良い言葉で集客したりするところも中にはあります。そこで、広告アピールが実際の実績に伴っているかや、都合が良すぎる話をしていないか(確実に結果を出せるなど)をチェックすることが必要です。

担当者の人柄や対応が自社に馴染む

コンサルからの支援を受ける際には、担当者の適性も重要な要素です。担当者の経験や専門知識、コミュニケーション能力などを確認し、自社の課題に対して適切なアドバイスやサポートをしてくれる担当者を選ぶことです。特に、担当者との相性は互いの信頼関係を築くためにも欠かせません。

コンプライアンスに関わる悪質な方法・手段がない

依頼するコンサル会社を選ぶ時は、コンプライアンスのしっかりしたところに任せることも大切です。会社説明ではコンプライアンスを大事にしていると表明していても、その裏ではコンプライアンス違反を繰り返しているなどです。

最近では、これで信頼を落とした会社が複数あります。しかし、コンプライアンスはコンサル会社の対応や情報の扱い方などを確認するだけでもその是非を把握することが可能です。

そして、口コミ評判や内部通報の件数など、コンプライアンスに関わることが少しでも分かる情報を探します。ただし、表には全く出てこない情報も多いですから、選ぶときの項目としては、必ずしも細かい情報収集をする必要はなく、優先度は高くありません。

おすすめのコンサル会社11選

これまでを踏まえて、選ぶときのポイントを押さえたTikTokにおすすめのコンサル11社を紹介します。

株式会社テジ

tiktokコンサルを依頼するのにおすすめなのが株式会社テジです。株式会社テジは、YouTubeで培った実績でコンサルティングも実施しています。特に、YouTubeSEOで動画を分析するノウハウに優れています。例えば、解析ツールを活用したトラフィック分析がその1つです。他にもさまざまな分析手法を使い、動画の公開タイミングや工夫の仕方などをアドバイスできます。SNSの中でもtiktokのように動画系のアカウント運用を考えている会社におすすめです。

株式会社pamxy

pamxyは、公式に累計30万人以上のTikTokフォロワーを持つ公式アカウントがあり、TikTokの運用に関する豊富な経験を持つ専門のコンサルタントチームを有しています。最新のトレンドやSNSマーケティング戦略に精通しており、クライアントのニーズに合わせた効果的な運用方法を提案してくれます。

studio15

studio15は創業からTikTok専門でコンサルの事業も行っているSNSに特化した企業です。特に綿密なコミュニケーションで情報共有してくれるのが魅力です。例えば、トレンドの提案やアカウント運用のサポートなどです。その上で、継続的なサポートもしています。経験やノウハウのない会社でも依頼がしやすいでしょう。

CARAFUL株式会社

CARAFULは、SNSマーケティングで力を発揮しているTikTok対応のコンサル会社です。専属のインフルエンサーを活用することで、クライアントは多くのフォロワーにリーチすることができます。

ブランドの知名度向上や集客効果の増大が期待できます。また、多くの大手企業と協力してきた実績を持っています。特にショート動画の制作において豊富な経験とノウハウを踏まえたサポートを行え、代行運用も視野に依頼できるでしょう。

TORIHADA

TORIHADAは、SNSマーケティングに特化しています。各種SNSの特徴を理解し、SNSマーケティングに成功するためのノウハウを蓄積しています。例えば、TikTokでは若年層のユーザーが多いため、その特徴に合わせた発信が必要です。TikTokのトレンドを把握して、バズる仕組みを解明し、それを伝えられる数少ないコンサル会社です。

・snaplace

Snaplaceは、特徴的な有名TikTokerを抱える撮影のマッチングサービスも運営するコンサル会社です。企画、動画制作、投稿(運用代行)、分析まで幅広く行うワンストップ運用の依頼ができます。スナップレイス公認のインフルエンサー登録が行われており、依頼する際は、イメージにあった人物を選出できます。そのため、オプション含めてさまざまな代行用のプランが用意されているのです。

Re.Hatch(REHATCH株式会社)

Re.Hatch(REHATCH株式会社)は、デジタルマーケティングの分野で活動しているコンサル会社です。映像制作や集客、広告改善などに強みを持ち、継続的なサポートが魅力です。特に広告分野では『ONE』という広告改善BIサービスを提供しています。

Google Analyticsやadjustなどの計測ツールや、AdWords、Facebook、Twitter、LINEなどの広告媒体を横断して分析も行えます。そのため、データの可視化やマーケティングの意思決定をスムーズに行うことができます。広告面にも力を入れたい企業におすすめです。

Natee

Nateeは、創業からずっとTikTokに力を入れてきたコンサル会社です。TikTokを含む主要なSNS(YouTube、Instagram、X(Twitter))を活用した総合的なサポートをしています。したがって、運用すべてを任せることも可能です。

例えば、施策のKPI(目標指標)を明確に設定し、インサイトやペルソナの構築、競合比較を行い、適切なメディア選定とコンテンツの計画を進めるなどです。TikTokならではの縦型動画にも強く、Nateeが関係を築いた1万人を超えるクリエイターからの選定を可能にしています。

株式会社DYM

DYMは、上場企業として信頼感のあるWEBの業務を特に専門とするコンサル会社です。SNS運用代行を基本としているため、TikTok運用代行のノウハウもあり、コンサルティング込みのサポートが期待できます。TikTok以外にもSNSの運用やWEB広告など多彩な運用を考えている企業におすすめです。

GROVE

GROVEは、プロモーションの企画から実施までをワンストップで提供するインフルエンサーマーケティングに実績があるコンサル会社です。例えば、インフルエンサーの活用、プロモーションの企画・立案、映像制作などを通じて、効果的なサポートや運用代行を実施しています。

GROVEはテレビ番組制作会社が母体でもあるため、ハイクオリティな映像制作が可能です。動画制作に重点を置きたい企業にはおすすめです。

株式会社Enigol

Enigolは、Webマーケティング事業を展開するデジタルマーケティング支援のコンサル会社です。成果に強くこだわったクリエイティブを制作しており、運用するアカウントのコンサルティングから、制作・運用・分析まで一括で依頼できる体制が特徴です。日々の運用から改善ポイントを洗い出し、スピード反映するため、迅速さも魅力でしょう。

TikTokコンサルの費用相場は規模によって異なる

今回は、TikTokコンサルを依頼するときの費用相場について、大・中・小規模それぞれの相場と個人との違いを解説しました。相場としては下が5万円からで大規模なコンサル会社なら50万円以上もあり得ます。おすすめのコンサル会社から見積もりをもらい、比較検討してみるのがよいでしょう。

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